世界一のウイスキー樽材を使った特注ギターが登場！

世界一のウイスキー樽材を使用したギターが登場

埼玉県秩父市にある田口木工株式会社が、特別なウイスキー樽材を利用したギター「WHISKY 樽 GUITAR」の受注を開始しました。田口木工は内装工事や家具製作を行う企業で、古材を活用した新しいプロダクト開発に注力しています。このたびのプロジェクトでは、廃材となったウイスキー樽の素材が使用されます。

ウイスキー樽材の魅力

埼玉県秩父地域は、日本が誇るウイスキーの生産地として知られています。この地域で完成したウイスキーは、厳選されたオーク材の樽に詰められ、長い年月を経て熟成されます。田口木工は、こうした樽の廃材を取り入れ、インテリア用品や家具に再利用してきました。しかし、廃材となったウイスキー樽をギターに生まれ変わらせるアイデアは、代表取締役の田口翼氏の独自の発想から生まれました。「ウイスキー樽は素晴らしい素材だと思った。ギターとしてリメイクすれば、素敵な作品ができるはず」との思いから、国内の有名ギターブランド「L's TRUST Co.」とコラボレーションが実現しました。

完全フルオーダーの「WHISKY 樽 GUITAR」

ギターは完全フルオーダーで製作され、顧客の希望に応じたスペックに応えられます。そのプロトタイプは、セミホロウ構造として設計されており、独特の音色が楽しめます。また、参考価格は880,000円（税込）というプレミアムな設定ですが、その価格に見合った品質が感じられることでしょう。希少な樽材は供給が限られているため、数本製作できるかどうかも未定です。この特別なギターは、どんな音楽家にとっても魅力的な存在となるでしょう。

実績と未来

田口木工は、さらにプロミュージシャンとのコラボレーションも進行中。業界屈指の技術で、ウイスキー樽材をフル活用した唯一無二のギター制作に取り組んでいます。興味がある方は、彼らの公式ウェブサイトからお問合せを受け付けており、詳細情報を得ることができます。これからも、田口木工が生み出すクリエイティブな製品には目が離せません。