CES 2026で注目の新技術、デゥイラーが海外法人向け与信判定を発表

CES 2026でのデゥイラーの革新

2026年1月、アメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」にて、デゥイラーが新たなサービスを発表します。このイベントは、革新的なテクノロジーの最前線を体感できる場として注目されており、今回の出展も多くの企業やメディアから期待されています。

JETRO主催「JAPAN Pavilion」出展

CESは毎年多くの企業が出展する場所であり、その中でデゥイラーは日本貿易振興機構(JETRO)が主催する「JAPAN Pavilion」に選ばれました。自社の先進的な技術、特に与信判定のためのAIソリューション「Lita」を展示します。

与信判定AI「Lita」とは

デゥイラーが提供する「Lita」は、62の国にわたる与信情報機関及び主要なオープンバンキングAPIと連携することで、外国人が母国の信用情報を使った金融サービスを利用できる越境与信プラットフォームです。これにより、国内の与信情報機関では取得困難な外資系情報も扱うことができ、高精度の与信スコアリングを実現しています。

新機能のβ版発表

今回のCESでの発表は、個人向け与信情報解析技術を応用して開発された海外法人向け与信判定機能のβ版です。国の境を越えたビジネス展開には、適切な与信判定が不可欠です。しかし、海外法人の与信情報は国内の機関で集めることが極めて難しいため、特に非上場の企業に関しては情報がほとんど得られない状況です。

この新機能によって、ユーザーは海外法人の与信情報をワンクリックで取得可能になります。具体的には、主要な取引先との取引履歴や借入与信枠、返済実績など、ビジネス上の意思決定に必要な情報が瞬時に手に入るようになります。これは、企業が海外進出や金融機関による資金調達、クレジットカード発行に直接役立つでしょう。

ビジネスチャンスの拡大

デゥイラーの提供する新たな与信判定機能は、国内外を問わず企業の成長をサポートします。これにより、海外法人の監査や金融機関との取引時において、より確かな情報に基づく判断が可能となるため、ビジネスの安全性が高まります。外国人も母国の信用情報を基にした適切なサービスを受けられるようになり、ますます広がる国際ビジネスにおいて競争力を持って挑むことができるでしょう。