新たな中華文化の波
2024年9月9日、毎日新聞社が主催するオンラインイベント「中国『新移民』のインパクト」が開催されます。このイベントでは、急増する中国新移民とその背景、さらには都市に広がる「ガチ中華」の現状がテーマです。
中国新移民の現状
コロナ後、日本に移住する中国新移民が増えています。彼らはどのような経緯で日本に辿り着いているのか、また、彼らの生活や意向についての詳細な分析が期待されます。特に、中国では「潤(ルン)」という言葉が使われ、新しい生活を求めて海外に流出する現象が指摘されています。
過去には多くのチャイナタウンが各国に誕生しましたが、最近の移民は必ずしもそうした伝統的なコミュニティの形成を目指しているわけではありません。この点についても深堀りし、従来の移民パターンとの違いを探ります。
ガチ中華の急成長
特に注目すべきは、都心での「ガチ中華」の急増です。最近では、タワーマンションや新しい不動産開発においても中国人入居者が目立っています。この背景には、新移民による需要が大きく影響していると見て取れます。料理や食文化に関しても、現地での需要に応える形で多様化が進んでいることが伺えます。
イベントの内容
イベントには、フリージャーナリストの舛友雄大さんと、東京ディープチャイナ研究会の代表である中村正人さんをゲストに迎え、最新の事例や現地の実情を伺います。司会は、ガチ中華に造詣が深い米村耕一・毎日新聞外信部副部長が務めます。
参加者は、各登壇者からの情報を元に、現在の中国新移民の実態や、ガチ中華の拡がりについて一層深く理解することができるでしょう。
参加方法と詳細
参加申し込みは、
こちらのリンクから行えます。イベントはZoomウェビナー形式で、2024年9月9日19:00からスタートします。どなたでもご参加可能で、定員は設けられていません。
チケットは一般価格1,650円、学生価格は1,100円で、申し込んだ方にはイベント終了後にアーカイブも視聴可能です。今後ますます増加するであろう中国新移民の影響を、いち早く捉える良い機会となるでしょう。
都市の風景が変わっていく中で、私たちがどのように新たな文化を受け入れていくのか、興味深い議論が期待されます。この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。