がん患者支援サイト
2026-07-31 12:55:38

がん患者や家族に寄り添うメニューサイト『cojimiru』が開設されました

がん患者とその家族を支える新たな取り組み『cojimiru』



埼玉県坂戸市に位置する城西大学薬学部が、がん患者とその家族のための新しいメニューサイト、『cojimiru』を公開しました。このサイトは、がん患者の食事における様々なニーズに応えることを目指し、2018年から続けられてきた「がん患者さんのためのメニュー開発プロジェクト」の成果として設立されました。

学生の創造力が生むレシピ集



『cojimiru』では、医療栄養学科をはじめ、薬学科や薬科学科の学生たちが考案したレシピを掲載しています。がん治療を受ける患者が直面する味覚障害や口内炎、食欲不振などの副作用を考慮した料理が特徴であり、患者自身だけでなくその家族もともに楽しめるメニューを提供しています。

実際に患者の症例を基にしたレシピ開発には、学生たちがチームを組んで取り組み、各学科の専門性を生かしています。たとえば、医療栄養学科の学生が栄養バランスの取れた献立を考案する一方で、薬学科の学生が食材と医薬品との相互作用を科学的に確認しています。こうした多職種連携によって、より安全で効果的な食事が提案されるのです。

使い勝手の良いレシピ検索機能



サイトでは、症状や悩み別にレシピを検索することができるため、患者が自身の体調に応じた食事を選びやすくなっています。メニューは主食や副菜といったカテゴリに分かれており、具体的には「味覚変化」「吐き気」「食欲不振」といった症状に基づいてレシピを探すことができます。さらに、少量でもエネルギーを摂取できる工夫が施されたレシピは、食欲がないときでも手軽に食事を楽しむことができるよう配慮されています。

一例として、すいとんを用いた千切り野菜のスープや、エネルギーが豊富なアイスクリームとベリーソースの組み合わせが紹介されています。このように、見た目にも美しい料理が提案されており、患者が食事を楽しむことへの価値観を再認識させてくれます。

多職種連携による教育の強化



城西大学薬学部では、今後も学生たちによるレシピの開発を続けていく意向があります。この取り組みは、チーム医療や多職種連携の重要性を意識した教育プログラムとしても位置付けられています。専門家同士の連携により、医療や健康に関する複雑な課題に対処できる人材を育成することを目的としています。食と栄養に関する知識は、医療現場でも欠かせない要素となっており、学生たちが相互に学び合う環境は、患者にとっても大きな恩恵となるでしょう。

このように、『cojimiru』はがん患者やその家族が、安全で美味しい食事を通じて日々の生活の質を向上させるための一助となるものです。今後のさらなる発展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
学校法人城西大学
住所
埼玉県坂戸市けやき台1-1
電話番号
049-271-7543

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