豊田通商と業務提携
2020-09-15 14:00:02
豊田通商とJEMSが提携、循環型社会に向けた新たな一歩を踏み出す
豊田通商とJEMSが資本提携
近年、環境問題に対する関心が高まっており、企業もその取り組みを強化しています。この流れの中で、豊田通商株式会社と株式会社JEMS(ジェムス)が資本提携を結ぶことを発表しました。本記事では、この提携の背景と今後の計画について掘り下げていきます。
提携の背景
環境負荷を軽減するニーズの高まり
世界的に環境規制が強化され、企業は環境にやさしい取り組みを求められています。循環型社会を目指す中で、JEMSのITソリューションと、豊田通商のリサイクル事業が結びつくことで新たな可能性が生まれると期待されています。
JEMSの実績と評価
JEMSは、廃棄物業界に特化したITサービスを長年提供しており、特に廃棄物処理業者向けの基幹システムでは国内でトップのシェアを保つ実績があります。また、震災後の汚染土壌の特殊管理も手掛けており、環境とITを融合させた事業展開が高く評価されています。これにより、豊田通商がJEMSと共同でプロジェクトを進める基盤ができました。
これまでの協力関係
過去2年間にわたり、自動車ディーラーの廃棄物の資源化に取り組んできた両社は、実績を積んで信頼関係を築いてきました。その中で、お互いにシナジーを生み出せることを確認し、資本提携へと至りました。環境事業の専門知識を持つJEMSと、長年にわたる資源循環導入の実績を持つ豊田通商が連携することで、今後の展開に期待が高まります。
今後の方針
提携後、JEMSは自動車産業をはじめとする各種産業において、リバース・サプライチェーンシステムの構築支援をさらに拡大する方針です。特に、環境業界に特化した知見を活かして、豊田通商の広範なネットワークと組み合わせ、リサイクル業界の効率化や資源の有効活用、低炭素化を目指します。
さらに、JEMSは日本国内のみならず、タイにおける産業廃棄物の適正管理支援など、海外の環境問題への取り組みにも進出しています。豊田通商のグローバルなネットワークを活用することで、世界各地の環境問題にも対応していく考えです。
締めくくり
豊田通商とJEMSの資本提携は、環境循環社会の実現を目指す大きな一手となります。双方の専門知識とネットワークを駆使し、持続可能な社会の実現を具体的に進めていく姿勢が注目されます。今後の活動に期待が寄せられる中、両社がどのような新たな取り組みを行っていくのか、引き続き注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社JEMS
- 住所
- 茨城県つくば市東新井31-13
- 電話番号
-
029-863-7215