KLシリーズがレッド・ドット・デザイン賞2025を受賞
海外市場向けに開発された「KLシリーズ」が、名高い「レッド・ドット・デザイン賞2025」を受賞しました。この受賞は、製品のデザインと性能の両方が高く評価された結果であり、企業の技術力を際立たせる出来事となりました。特に、近年の猛暑に対応する高外気温対応のエアコンとして注目を集めています。
アワードの背景
「レッド・ドット・デザイン賞」は1955年に創設され、毎年世界中の革新的なデザインが応募されます。毎年約40人の国際的なデザイナーや専門家が集まって厳正な審査を行い、革新性、機能性、品質など9つの基準で評価されます。KLシリーズは、2019年から7年連続で受賞していることからも、そのデザイン性と技術力がいかに優れているかを物語っています。
KLシリーズの特長
「KLシリーズ」は、外気温が52℃に達する環境でも優れた性能を維持できる設計が施されています。コンパクトな外観を持ちながら、多くの空間で効果的に冷却が行える点が魅力です。特に南欧やアジア、北米など様々な地域で展開され、そのシンプルで洗練されたデザインは文化や価値観を超えて受け入れられています。
室内機の外観寸法は250mm(高さ)×770mm(横幅)×218mm(奥行き)というスリムなデザインで、設置場所を選ばないのもポイントです。欧州では、古い建物や調度品と調和することが特に重視されています。したがって、KLシリーズは、家電製品であっても住空間に自然に溶け込むよう考慮されてデザインされています。
審査員の声
「この壁掛けエアコンは、機能の明快さや性能の高さを重視したミニマルなデザインで見事に仕上げられています。」と、審査員から高い評価を受けました。デザイナーである上野慎太郎氏と岩佐真吾氏は、「お客様の暮らしに寄り添うために、細部まで丁寧に作り込むことが信頼につながる」と述べています。高水準の性能だけでなく、外観の魅力に満足できるように、シンプルなデザインを追求した製品です。
未来を見据えた取り組み
企業は「Creating a Life Conditioner」というビジョンを掲げ、次世代の子供たちや地球環境を守るために製品を通じて快適さを創造することを目指しています。多様な文化や価値観に寄り添いながら、単なる性能に留まらない「心地よさ」を追求し、世界の消費者に向けてエアコンを提供しています。
結論
「KLシリーズ」の受賞は、その品質の高さのみならず、デザインへのこだわりが認められた証です。今後もこの高性能な製品が多くの家庭に受け入れられることが期待されます。手頃さと上質さを兼ね備えたこのエアコンが、今後のスタンダードとなることを願っています。