越境ECサービス「ZenLink」が「カラーミーショップ」に標準搭載
越境ECに新たな風をもたらすサービスが登場しました。ZenGroup株式会社が運営する越境EC対応化サービス「ZenLink」が、2025年7月22日より、GMOペパボ株式会社のECサイト構築サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」に標準搭載されることが発表されました。これにより、約5万店舗以上ある「カラーミーショップ」のユーザーは、追加料金なしで越境ECに必要な機能を利用できるようになります。
海外販売代行機能とは?
今回の「ZenLink」の導入により提供される『海外販売代行機能』は、越境ECに必要な多言語対応、国際配送、海外決済、カスタマーサポートを一括で代行します。この機能によって、事業者は複雑な手続きを気にすることなく、あっという間に海外市場にアクセスできるようになります。さらに、希望しない場合は管理画面から機能を無効にすることも可能です。
越境ECの市場とその重要性
グローバルな越境EC市場は年々拡大しています。2030年にはその市場規模が約7兆9,380億USドルに達すると予測されています。しかし、言語や文化、異なる決済方法、物流の把握といった複雑な障壁が事業者の参入を難しくしています。「カラーミーショップ byGMOペパボ」に「ZenLink」が搭載されることで、これらの障壁を取り除き、海外市場への一歩を踏み出すことが現実のものとなります。
利用フローの簡単さ
『海外販売代行機能』の利用はとてもシンプルです。まず、海外からショップにアクセスがあった際、お客様向けに自動で表示される専用バナーを通じて購入代行が受け付けられます。このバナーから送られた商品購入依頼は「ZenLink」により処理され、その後、指定の倉庫に商品を発送します。商品が届いたら、国際配送用に梱包され、海外のお客様の元へ届けられます。
多言語対応と豊富な決済手段
「ZenLink」は、世界中の約90%の人口をカバーする19言語に対応しています。バナーの表示は、利用者のお住まいの国に基づいて行われます。また、150種類以上の決済方法を提供し、地域ごとのニーズにも対応できるため、クレジットカード、銀行振込、キャッシュレス、コンビニ後払いなど、多様な支払い手段が利用可能です。
総括:越境ECの可能性
「ZenLink」の搭載によって、国内ECサイトの運営者がボーダレスな市場に参入しやすくなります。これまで諦めていた海外販売を、コストを気にすることなく実現できるのです。さらに、AI技術を利用した問い合わせ対応のサービスも導入され、事業者の負担を軽減しています。日本国内の事業者が、更なる成長を遂げるための大きな助けとなるでしょう。
公式ウェブサイトでは、より詳細な情報が公開中です。越境ECの世界に飛び込むチャンスは今、あなたの手にあります!