映像制作の革新を目指すレクストが本社を大阪市中央区に移転

株式会社レクスト、本社移転の意義とその背景

映像制作において特化したサービスを提供する株式会社レクストは、2026年1月27日付で本社を大阪市中央区に移転することを決定しました。この動きは、会社の成長と未来を見据えた戦略的な判断であり、人材拡充を核心とした組織改編を目指したものです。

背景と成長

2021年に創業したレクストは、ミッションを「すべての企業に、クリエイティブの力を。」と掲げ、広告や映像制作において急速に業界内での地位を築き上げてきました。現在では150社以上の企業と取引し、年間約4000本に及ぶ動画制作を行う体制を確立。これにより、顧客のニーズに応えるクオリティの高い作品を提供し続けています。

2026年度には事業拡大を段階的に進め、正社員および契約社員の採用、さらにはインターンシップの募集を再開する計画があります。この背景には、人材の確保と育成に向けた新たな戦略があります。

移転の目的

現行の本社機能を有する茨木スタジオは、地域的な立地条件や通勤環境、社内外のコミュニケーション効率を考えた結果、将来的なヒューマンリソースの拡充には限界があると判断されました。そのため、より多くの優れた人材を採用・育成できる環境を整えるべく、大阪市中央区への移転が決定されました。

新本社の役割

新しい本社は、都市的な利便性を最大限に活かし、採用活動や社内部門間の迅速な意思決定を促進します。さらに、外部パートナーとの連携も強化し、クリエイターがより創造的な制作に専念できる環境を構築することを目指します。この新オフィスは、ビジネスの中心地としても機能し、組織と事業の両方にとってのハブとなることでしょう。

経営者の思い

代表取締役の近清将希氏は、今回の移転がただの場所の変更ではなく、人材拡充を踏まえた組織設計の移行であると語ります。オフィスを単なる仕事場ではなく、社員同士が交流し成長する場と位置づける彼の vision は、広告業界におけるリモートワークの普及に対抗する形で、完全出社制を導入し、真の価値の創出に向けた環境を作り上げることです。

彼は、移転後も「伝わるクリエイティブ」を社会に提供し続ける決意を示し、サービス品質の向上と事業の拡大に向け、全力を尽くすと宣言しました。