新しい旅の形を提案
2024-01-17 12:00:02

大阪・十三発、フォートナイトで新しい旅のスタイルを提案するホテルの挑戦

大阪・十三発、フォートナイトで新しい旅のスタイルを提案するホテルの挑戦



大阪・十三に位置するホテルプラザオーサカは、総客室数653室を擁する老舗シティホテルです。創業35年以上を迎え、地元の方々や観光客に愛され続けてきたこのホテルが、今度は新たな試みに挑戦しています。

新しい旅の形の模索


この度、ホテルが手掛けるのは、エピックゲームズによる人気ゲーム『フォートナイト』を基盤とした独自のメタバース空間の開発です。これにより、世界中のプレイヤーがホテル内の様々な施設を再現したフィールドを訪れ、自身のキャラクターを通じて新しい体験ができることを目指します。

「メタバースを通じて『地元感』を感じて楽しんでもらいたい」と、プロジェクト担当者は意気込みを語ります。この発想は、地域住民や観光客にとって、十三の魅力をより広く知ってもらうためのものです。特に、国内外からの訪問者が増えることで、十三の活性化につながることが期待されています。

技術と伝統が融合するプロジェクト


企画運営を担う株式会社Meta Osakaと制作を手掛ける株式会社Meta Heroesの協力のもと、ホテルは既存の伝統を踏まえつつ、最新の技術を駆使した取り組みを進めていきます。

いわゆるメタバースを通じた体験は、決して特別な人だけのものでなく、誰もが楽しめることを目指します。プレイヤーは、ホテル最上階にある鉄板焼「逢坂」をテーマにしたゲームを楽しむことができ、厳選した和牛と美しい眺望を疑似体験することが可能です。

「フォートナイト」とは?


そもそも『フォートナイト』とは、2017年にエピックゲームズによって開発されたマルチプレイヤー型オンラインゲームです。現在では、5億人以上のプレイヤーが参加しており、その人気は世界中に広がっています。

2023年3月には、Unreal Engine for Fortnite (UEFN)という新たな拡張機能が導入され、ユーザーが自由に仮想空間に建物やゲームをデザインし、公開できるようになります。この新機能により、従来のゲームの枠を超えた冒険が広がります。

地域貢献と未来への展望


このプロジェクトは、地域の子供たちや住民にも大きなメリットをもたらします。特に、来年2025年に開催される大阪万博に向けて、メタバースを通じてホテルや十三の魅力を発信する新しい窓口を確保することが狙いです。

今後は、メタバース勉強会やeスポーツイベントなど、一般向けの活動も計画されています。また、地域向け体験イベントの定期的な開催や、その後の館内施設や周辺地域のメタバース空間の拡張も視野に入れており、完成は2024年3月を目標としています。

この前向きな挑戦が、どのように地域や観光客に受け入れられるのか、今から楽しみです。大阪・十三がメタバースの世界で新たな旅の目的地としての地位を確立していく様子に注目です。

会社情報

会社名
株式会社プラザオーサカ
住所
大阪府大阪市淀川区新北野1-9-15
電話番号
06-6303-1000

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