電力データを活用した現場改善の成功事例
私たちが日々利用するエネルギーの多くは、見えないところでロスが発生しています。この度、豊田合成株式会社は株式会社SIRCとの提携により、電力データを見える化し、実際の現場での改善につなげる取り組みを行っています。この事例を通じて、電力データの有効活用について見てみましょう。
導入背景
豊田合成では、以前から電力データの見える化に取り組んでいましたが、その分析結果を用いて具体的に改善できるポイントを見つけるのが難しいという課題がありました。また、データ抽出からグラフ作成、解析に至るまでの時間がかかり、作業負担が大きかったことも現場のスタッフにとっての悩みの種でした。さらに、計測器の設置が分電盤内に収まらず、持ち運びや設置の手間も掛かっていました。
このような状況を打破するため、SIRCとの共同開発で生まれたのが、電力ロス解析機能を搭載したSIRCクラウドとIoTセンサです。これにより、現場の課題を解決し、効率的かつ効果的なエネルギー管理が実現できるのです。
導入の成果
1. 改善の優先順位を明確化
新しく導入された電力ロス解析システムにより、休日や生産停止中、立上げや立下げ時の電力ロスを自動で分類することが可能になりました。これにより、優先して取り組むべき設備や対策を検討できるようになりました。具体的に優先順位を定めることで、効率的な改善が実現しています。
2. 解析時間を大幅に短縮
従来は、グラフ作成や電力ロスの分類に60分かかっていた作業が、自動化によりわずか10分で終わるようになりました。結果として、データ処理や解析にかかる時間を83%も短縮することに成功しました。この時間の短縮は、現場スタッフの負担軽減だけでなく、より迅速な改善策の実施にも繋がっています。
3. 簡単に設置できるIoTセンサ
電力データを測定するための新しいIoTセンサユニットは、既存の電線に後付けできるため、大規模な工事なしに手軽に導入可能です。このように、計測したい設備に必要なセンサを簡単に取り付けることができるため、現場におけるデータ収集がこれまで以上にスムーズになりました。
商品・サービスの紹介
本事例で使用された商品には、SIRCクラウドや各種IoTセンサが含まれています。これらは全て、設備から取得したデータをクラウド上に集約し、可視化や比較分析を行うことで、省エネや設備管理などの現場改善を可能にします。
こちらから詳しい情報をご覧ください
展示会での紹介
この事例で活用された商品やサービスは、2026年11月25日から27日まで愛知県国際展示場で行われる「ファクトリーイノベーション Week」で展示されます。興味のある方は、ぜひSIRCのブースにお越しください。時期的にも、現場改善のヒントを得る良い機会です。
- - 会期:2026年11月25日(水)~27日(金)10:00~17:00
- - 会場:愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)ホールC~F
- - ブース番号:N19-46
詳細については
こちらからご確認ください。
会社概要
本取り組みに関わる株式会社SIRCは、大阪市中央区に本社を置き、2015年に設立されました。デジタル技術を駆使した商品開発を推進し、DXソリューションの提供にも注力しています。代表取締役CEOの髙橋さんのもと、SIRCは今後も革新的な製品を通じて、さらなる業務改善に挑んでいくことでしょう。
興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください:
SIRC公式サイト