千里中央地区再開発
2024-08-29 19:01:42

千里中央地区再開発計画が新たな魅力を創出へ

千里中央地区の再開発計画が注目を集める



大阪府豊中市に位置する千里中央地区では、地域活性化に向けた大規模な再開発が進められています。2016年から運営が始まった千里中央地区活性化協議会は、地元の地権者と共に街づくりについての具体的な方針を練り上げてきました。このたび、協議会は「千里中央地区活性化基本計画(改定版)」を策定し、その中で千里中央駅の東側における商業機能の強化と地域の魅力向上が望まれています。

この再開発の主導を担うのが、阪急阪神不動産株式会社(HHP)とエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(H2O)です。両社は、H2Oグループが所有する千里阪急百貨店・千里セルシーの敷地とHHPが所有する千里阪急ホテルの一体的な再整備を計画しています。この「千里中央地区再整備計画」は、地域に新たな商業・交流の場を提供することを目指しています。

具体的な計画内容として、千里阪急百貨店と千里セルシーの敷地においては、現在の廃道を活用した新たなバス・タクシー乗り場の設置や大規模商業施設の建設が予定されています。この商業施設は、延床面積が約10万平方メートルに達し、様々な店舗やサービスが展開される見込みです。また、千里阪急ホテル敷地では、この商業施設と隣接する千里東町公園との連携を強化し、賑わいのある交流空間を作り出す計画が進行中です。

さらに、計画では様々なイベントを通じて新しいライフスタイルを提案し、来訪者にとって魅力的な空間を演出することが意図されています。セルシー広場を引き継ぎつつ、新しい賑わい広場の整備や、千里中央駅から公園へと繋がるバリアフリー歩行者ネットワークの構築も進められ、地域住民が快適に利用できる環境が整備されます。

大阪府と豊中市は、すでに包括連携協定を結んでおり、共同で持続可能な地域づくりを進めています。阪急阪神ホールディングス株式会社(HHHD)もこの取り組みに積極的に参加しており、地域の発展に向けた取り組みを強化しています。HHHDグループは、今後も北部大阪の中心的なエリアとして求められる魅力あるまちづくりに貢献することを約束しています。

今後、開発プランや具体的な事業スケジュールに関しては、関係者との協議を経て公表される予定です。地域住民や訪問者が期待を寄せるこの再開発計画が実現することで、千里中央地区がどのように変貌していくのか、注目が集まります。さまざまな魅力的な機能を備えた新たな商業核が地域に活力をもたらすことを期待する声が高まっています。


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会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
電話番号

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