ラグビー文化を考える!近大法学部での特別講義レポート
近畿大学法学部において、2026年6月2日に特別講義が行われました。この講義には花園近鉄ライナーズの河村謙尚選手を招き、約70人の学生が彼と共に「東大阪市にラグビー文化が真に定着するためには?」というテーマでグループディスカッションを行いました。
講義は准教授の高橋梓氏が担当し、スポーツを通じて地域文化や国際文化の多様性を考えるという目的で進められました。過去4年間、高橋氏は「フランスと東大阪市の文化の国際比較」というテーマを通じて、ラグビーやサッカーといったスポーツが地域文化にどのように浸透しているのかを探求してきました。この中で、東大阪市は「ラグビーのまち」として名を馳せており、花園ラグビー場はその象徴的な存在です。
しかし、今回の調査によると、花園近鉄ライナーズのことを知っている学生は70人中わずか3~4人と、ラグビーが学生たちの日常の文化の一部として十分に定着していないことが判明しました。この現状を受けて、河村選手が学生たちにラグビー文化をより身近に感じてもらうための手助けをすることになりました。
まず、講義の前半では、河村選手が自身の経験を話し、どのようにラグビーと関わってきたのかを紹介しました。彼の情熱的なストーリーは、学生たちにとって大きなインパクトを与え、ラグビーについて考えるきっかけとなりました。後半は、グループに分かれて具体的なソリューションを模索しました。学生たちは「どうすれば多くの大学生がライナーズの試合に足を運ぶようになるのか」、「地域におけるラグビー応援文化をどう育てるか」といったテーマを熱心に議論しました。
このディスカッションを通じて、学生たちは自らのアイデアを出し合い、東大阪市におけるラグビー文化の定着に向けての提案を行いました。応援文化の構築は、ただ単にラグビーを観戦するだけでなく、地域の一員として参加することの重要性を認識することにもつながるのです。地域のスポーツにもっと関わり、応援するという行動は、学生たち自身の生活にも新たな色を加えるかもしれません。
このような特別講義は、学生たちが地域とのつながりを深める上で重要な役割を果たしています。「国際化と異文化理解」という科目を通じて、理解を深め、地域文化を育てる活動が行われている点が強調されます。
開催概要
- - 日時:令和8年(2026年)6月2日(火)9:00~10:30
- - 場所:近畿大学東大阪キャンパスC館205教室
- - 対象:近畿大学法学部生約70人
- - 授業科目:共通教養科目「国際化と異文化理解」
- - 担当教員:近畿大学法学部准教授 高橋梓
学生たちは、ディスカッションを通じて具体的なアプローチを考え、都市の文化への愛着や誇りを感じつつ、ラグビーというスポーツをより多くの人々に広める機会を得ました。これからもこうした取り組みが続けられることを期待しています。