救急医療の新時代を切り開く！Next Stage ERデモ環境の無料公開がスタート

Next Stage ERの無料デモ環境公開

TXP Medical株式会社は、次世代の救急医療データベースシステム「Next Stage ER」のデモ環境を無料で公開することを発表しました。このシステムは、救急外来での迅速な情報共有を可能にし、医療現場におけるカルテ作成業務の効率化を図ります。

Next Stage ERは2018年2月に全国での提供を開始して以来、年間約4000台以上の救急搬送に対応してきました。特に、救命救急センターや大規模なERでは、その導入が進んでおり、近年では導入予定の7施設の合計で年間50,000台の救急搬送と150,000人以上の患者が登録される見込みです。このデータが蓄積され、救急医療の分野で最大級規模の多施設連携臨床データベースが築かれつつあります。

システムの特徴

Next Stage ERでは、医療現場の多職種がリアルタイムで情報を共有できるため、迅速な対応が求められる救急医療の現場で大きな役割を果たしています。また、内部の医療言語変換エンジンを搭載することで、診療データの標準化も実現しています。これにより、診療情報の一貫した体系化が可能となり、臨床研究や教育ニーズにも幅広く応えています。

無料デモ環境の目的

今回のデモ公開は、導入を検討している医療機関や、救急医療に関わっている方々に向けて行われます。参加者は、実際の救急電話の受信からカルテ作成までの一連のプロセスを体験できるほか、病名の標準化機能や患者検索機能など、すべての機能を試すことができます。この機会に、Next Stage ERが持つポテンシャルを実感してください。デモ環境は以下のリンクからアクセス可能です：
Next Stage ERデモ環境

今後の展望

TXP Medicalは、今後さらに医療機関との共同研究契約を通じて、データベースを用いた言語処理技術の開発を進める方針です。救急医療の現場における課題解決を図り、より良い次世代型医療の実現を目指します。この取り組みを通じて、急性期医療における臨床研究の機会が増え、医療の質向上につながることが期待されています。

日本の救急医療が抱える問題点を解決するため、Next Stage ERは重要な役割を果たすでしょう。今後の展開から目が離せません。