ルイ・ヴィトンの新作フレグランス『サン ソング』
ルイ・ヴィトンが2025年6月19日から公式サイトで先行発売、7月3日からは一部の店舗でも取り扱われる新作フレグランス『サン ソング』。今回の『サン ソング』は、ルイ・ヴィトンのフレグランスコレクションである「パルファン・ド・コローニュ」の一環として登場します。香りのテーマは、光と贅沢さが共存する西海岸の風景。
都市ロサンゼルスにインスパイアされた香り
この新作の香りは、マスター・パフューマーのジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードが手がけました。彼はロサンゼルスという都市のコントラストやエスプリからインスピレーションを受け、香りを通じてカリフォルニアの冒険を語ります。『サン ソング』は、フルーティなミストの軽やかさとフローラルな奥深さを見事に融合させながら、穏やかな夕暮れの輝きや夜明けの清々しさを香りで表現しています。特に、ターコイズブルーの空と太陽に反射する海の光を讃え、ある意味で夏の到来を告げる香りとして位置付けられています。
使用される素材の魅力
ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードは、『サン ソング』の基調として使用されるオレンジブロッサムについて語ります。彼は「最高品質のオレンジブロッサムの抽出成分を扱うことができるのは夢」とまで発言しているほど、その香気にこだわりを示しています。また、レモンがこの香りのアンサンブルを引き立て、精神を高める要素になっています。ムスクも加わり、香りが次第に深みを増していきます。ベルトリュードは、「『サン ソング』は夏の色をまとい、永遠の命を宿す香り」と述べ、天然の稀少な香料によって作られていることを強調しました。
アートとデザインの融合
このフレグランスのボトルデザインを担当したのは、現代アートの第一人者アレックス・イスラエル。彼の作品はカリフォルニアのライフスタイルからインスピレーションを得ており、色鮮やかなカラーパレットを追求したものです。玉虫色の太陽のイエローオレンジがボトルデザインに落とし込まれ、グラデーションの効果で光がぼんやりと集まっているように見えます。
ボトルの新たな表現
『サン ソング』は、半透明のプレキシガラスで再解釈されたボトル・トランクから姿を現し、サングラスレンズのような光の反射を引き起こします。また、ボトルにはルイ・ヴィトンのアイコニックなモノグラムがデザインされていて、いつでも持ち歩きたくなるような魅力を持っています。この香りはただのフレグランスではなく、まるで夏のシンフォニーを奏でるかのようです。
『サン ソング』の詳細
『サン ソング』は、オー ドゥ パルファン100mlで48,400円(税込)という価格で発売されます。ルイ・ヴィトンのフレグランスは、単なる香り以上に、アートやライフスタイルと融合した特別な体験を提供します。これからの夏にぜひ手に入れたいアイテムです。
ルイ・ヴィトンの理念
ルイ・ヴィトンは1854年の創業以来、革新とスタイルの融合を追求し続けています。トラベルラゲージやバッグ、アクセサリーを通じてクリエイティブでエレガントなデザインを提供することを信念とし、歴史の中で多くのアーティストやデザイナーとコラボレーションを重ねています。そのスピリットが、この新作『サン ソング』にも息づいています。詳細はルイ・ヴィトン公式サイト(
https://www.louisvuitton.com)をチェックしてください。