モリコロパーク自動運転
2024-10-07 18:29:46

愛知県モリコロパークで自動運転バスの実証実験が実施へ

愛知県モリコロパークでの自動運転実証実験



愛知県名古屋市に本社を置くアイサンテクノロジー株式会社が、モリコロパーク(愛・地球博記念公園)で自動運転技術に関する実証実験を行うことが発表されました。

2016年度から自動運転の試みを開始した同社は、技術の向上だけでなく、社会的受容を促進するためのビジネスモデルの確立にも注力しています。今年度は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTT Com)を中心に、愛知県が管理するこのプロジェクトが始まります。

実施概要


実証実験は2024年10月9日(水)から10月25日(金)までの間、火曜日、土曜日、日曜日、祝日を除く計10日間にわたって実施されます。特に、ジブリパークの各エリアを結ぶ園内バスの東ルートにおいて、多数の歩行者が行き交う環境での安全性や走行の検証を行います。

ルートと試乗について


実証実験では、以下のルートが設定されています:
  • - 地球市民交流センター
  • - もののけの里
  • - 魔女の谷
  • - ジブリの大倉庫
  • - 西口広場
  • - 日本庭園
  • - どんどこ森 (往復)

試乗は事前予約が不要で、乗車は無料です。しかし、他の園内バスとの混在運行があるため、注意が必要です。乗車定員は20名で、安全上の理由から着座のみの対応となります。満席の場合は乗車できないこともあるので、始発停留所からの利用が推奨されています。

目的と期待される成果


この実証実験のテーマは「多数の歩行者が行き交う場所での歩車共存の検証」です。自動走行技術を用いたバスが、他の園内バスとともに混在して運行する様子を観察することで、歩行者との共存を目指しています。また、遠隔管制室との双方向コミュニケーションも実験の一部として行われ、実際の運行での技術的な課題について情報を収集します。

参加企業


アイサンテクノロジーをはじめ、ティアフォー、損害保険ジャパン、東海理化の協力を受けてこのプロジェクトは進められます。エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズが幹事会社となり、これらの企業が連携して自動運転技術の実証を行います。

まとめ


モリコロパークでのこの試みは、愛知県全体の交通社会の評価と技術革新に貢献する重要なステップです。実証実験を通じて得られたデータは、今後の自動運転技術の実用化につながることが期待されています。ぜひ、この新たな技術の試乗に足を運んでみてはいかがでしょうか。実施日には、天候や運行状況により変更が生じる可能性もあるため、事前に情報を確認しておくことをお勧めします。


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会社情報

会社名
アイサンテクノロジー株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦3-7-14ATビル
電話番号
052-950-7500

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