スコープ販促創造研究所の誕生
2024年11月5日、株式会社スコープは東京千代田区に新しいシンクタンク「スコープ販促創造研究所」を設立しました。この研究所は、従来の販促活動を一新し、「買いたい」から「買い続けたい」という消費者の心理にフォーカスを当て、未来の販促戦略を模索することを目的としています。
新たなアプローチ
スコープ販促創造研究所では、これまでの35年間の実績を基に、消費者の購買行動や心理を深く理解するために、多方面からの調査と研究を進めます。具体的には、次の3つのカテゴリーで構成される研究が行われます。
1.
サイエンス:このカテゴリでは、実際の購買行動の研究と分析が中心となります。リアルな売場を活用したプロモーション施策の実証実験、キャンペーンやイベントの結果分析、Web3技術を駆使した効果検証など、データに基づいた具体的な施策が展開されます。
2.
インサイト:消費者マインドの分析に重点を置くこのセグメントでは、購買現場で即座に役立つ消費者インサイトを深掘りし、その結果を発信します。消費者の心理をより深く理解するために、マーケティング調査を行い、有効な情報を提供します。
3.
トピック:このセクションでは、小売現場の販促担当者が早急に活用できる知見を発表します。過去の施策から得た知見を元に効果的な方法やトレンド予測を共有し、当社が蓄積してきたノウハウを公開することで、販促活動全般の質を向上させることを目指します。
未来の販促活動を見据えて
スコープ販促創造研究所の所長である多田みゆき氏は、現在の社会構造の変化に応じて企業の販促活動が「今この瞬間に購買意欲を高めること」から「生涯にわたって買い続けたいというモチベーションを創造すること」へと変化していることを強調します。特に、顧客のLTV(Life Time Value)に対する重視が高まっている今、企業は技術の進化に合わせた新しい手法をどんどん創造していく必要があると述べています。
この研究所では、今後、消費者や大学との連携をさらに強化し、独自の視点による調査や研究の結果を積極的に発信していく方針です。これにより、販促現場の担当者は常に信頼できる情報源を手に入れ、業務に活用しやすくなるでしょう。
企業の信頼とネットワークの強化
今後、スコープ販促創造研究所は、全国の販促担当者とのネットワークを広げていくことも目指しています。多田みゆき氏によれば、この研究所は販促活動に関心を持つ企業との架け橋となり、日本全体の販促活動を支える存在になることを想定しています。これによって、会社の下支えだけでなく、日本の販促全体に貢献する意義深い取り組みが期待されます。
【株式会社スコープ】
代表取締役社長:横山 繁
設立:1989年4月1日
所在地:東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム28階
事業内容:総合企画会社
企業サイト:
https://www.scope-inc.co.jp/
問い合わせ先:
[email protected]