エクセルソフトが新たなAIプラットフォームを発表
エクセルソフト株式会社(本社:東京都港区)が、アメリカのSeekr社との販売代理店契約を締結し、新たな生成AIプラットフォーム「SeekrFlow」を2023年6月11日から販売開始しました。このプラットフォームは、パーソナライズされた大規模言語モデル(LLM)の構築を容易にし、企業のAIソリューションを短期間で実現することを目的としています。
SeekrFlowの特徴と機能
SeekrFlowは、特に企業向けに設計された高いパフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティを兼ね備えています。エンドユーザーは、非構造化データをAI対応のデータセットに自動変換し、信頼性のあるモデルを迅速に構築および運用できます。これにより、業種や企業に特化したニーズに応じた高精度な出力を得ることが可能となります。
特に注目すべきは、SeekrFlowがハードウェアに依存しないという点です。クラウド、オンプレミス、エッジ環境など、どのようなプラットフォームでもインストール可能であり、企業のデータが外部に流出する心配がない安全なシステムです。また、データのプライバシーとセキュリティを非常に重視し、SOC 2 Type I基準に準拠しています。
ユーザーのニーズに応える機能
SeekrFlowは、単一のAPI呼び出し、SDK、または直感的なコード不要のインターフェースを通じて、AIライフサイクル全体を一元管理します。これにより、ユーザーはデータ準備からモデルの監視まで、一つのプラットフォームで効率よく対応できます。さらに、トークンレベルでの信頼性スコアや説明可能性ツールを提供しており、企業はモデルの動作を可視化し、その精度を確認することができます。
また、リアルタイムでの本番環境のモニタリング機能を通じて、プロセスを簡素化し、信頼性の高いパフォーマンスを確保できます。
Seekr社の信頼と評価
Seekr社のCommercial Sales and Business Development上級副社長、Jon Zimmerman氏は、「SeekrFlowは、最高水準のパフォーマンスを必要とする企業向けに設計された信頼性の高いプラットフォームです。日本市場への拡大において、エクセルソフトとの協業を通じて、日本の企業がそれぞれの専門分野に特化したAIソリューションを安全に構築できることを大変嬉しく思います」とコメントしています。
エクセルソフトの役割
エクセルソフトは、日本初のSeekr社の販売代理店として、企業によるAI技術の導入を促進する役割を担います。日本市場における深い知見と豊富な経験を活かし、SeekrFlowを通じて企業のAIビジネスの価値創出をサポートしていく方針です。エクセルソフトでは、AIの利用を普及させるために、現在注力しています。
さらなる情報とライセンス体系
SeekrFlowの詳細情報や価格、ライセンス体系については、エクセルソフトの公式ウェブサイトを参照してください。自社インフラストラクチャ(オンプレミスまたはクラウド環境)でLLMを運用するためのライセンスや、Seekr社が管理するクラウド環境向けのSaaSプランが用意されています。ご興味のある方は、ぜひ公式サイトでご確認ください。
企業について
エクセルソフト株式会社は、グローバルなソフトウェアディストリビューターとして、ソフトウェア開発ツールを中心に、世界中の優れたソフトウェアを日本国内で展開しています。AI/機械学習プラットフォームをはじめ、さまざまな業界に役立つ製品とサービスを提供しており、テクノロジーの進化に応じたニーズを満たしています。