新しい学習方法「国語4技能実践コース」
株式会社朝日新聞社とStudy Valleyが共同で開発した「国語4技能実践コース」が、探究学習プラットフォーム「TimeTact」を通じて全国の中学・高等学校に無償で提供されることが発表されました。現時点で、導入校が募集中であるこのプログラムは、2025年度には経済産業省の補助金を活用して費用負担無しで実施可能になります。申し込みの締め切りは5月13日です。
国語4技能を育むプログラムの特長
このプログラムは、話す、聞く、読む、書くの4つの国語技能をバランス良く鍛え、生徒が社会で通用する力を身につけることを目的としています。以下のような内容が組み込まれています:
- - 新聞を活用した学び: 弊社が提供する朝日新聞デジタル版の購読IDが生徒一人ひとりに付与され、最新のニュースを通じて社会への関心を高めることができます。
- - ワークショップの実施: 新聞記事を題材にしたワークショップにより、情報収集や整理、多角的な視点、文章表現を協働的に学ぶ場が提供されます。
- - プロからのフィードバック: 朝日新聞社の記者経験者が生徒の原稿を添削し、専門家の視点からのコメントを提供することで、彼らのスキル向上を助けます。
- - オリジナル新聞の発行: 学習の集大成として、生徒が取材・執筆した内容を本物の新聞サイズで発行する機会を設け、実践的な経験を積むことができます。
探究学習プラットフォーム「TimeTact」
「TimeTact」は、Study Valleyが展開するクラウド型の探究学習プラットフォームで、生徒の主体的な学びを支援し、教員の授業運営や評価の負担を軽減することを目的としています。このシステムは、現在200校以上の高校で導入され、第12回キャリア教育アワードで経済産業大臣賞を受賞するなど、多くの評価を得ています。
主な機能としては、年間スケジュールや教材の配信・管理が簡単に行える「授業ナビ」があり、これにより授業準備の効率化を図ることが可能です。また、教材や提出物の管理を行う機能のほか、ホワイトボード機能「あいである」やコメント付きノート「ノート&トーク」を活用することで、協働学習や意見交換の活性化を実現しています。
申し込み方法
この「国語4技能実践コース」の導入に興味がある学校は、所定の申し込みフォームに必要事項を記入の上、送信してください。担当者より詳しい情報をお届けします。
このプログラムを活用して、学生たちがより質の高い国語力を身につけることが期待されています。