インドアゴルフの新たな章
2025年の3月7日から3日間、パシフィコ横浜で開催された「第59回 ジャパン ゴルフフェア 2025」において、ステップゴルフ株式会社とカルチュア・エクスペリエンス株式会社(CX)が新たな協業を発表しました。両社がそれぞれに展開するゴルフとライフスタイルの融合を図り、地域コミュニティの活性化と健康寿命の延伸を目指す取り組みが注目を集めています。
ステップゴルフとCXの提携内容
提携の記者発表には、ステップゴルフ代表取締役の榎本考修氏と、CX社代表取締役社長の鎌浦慎一郎氏が出席しました。提携の初めとして、まずは東京の多摩境店と聖蹟桜ヶ丘店の2店舗をCX社が運営し、ノウハウを蓄積していくことが決定。今後はTSUTAYAでの「ステップゴルフ」導入やフランチャイズ本部業務の共同展開などに取り組む方針です。
両社は、好きなことや楽しい経験を通じてウェルビーイングの新たな可能性を提供し、店舗拡大及び新しいサービスの開発を通じて健康寿命の延びに寄与することを約束しました。
ウェルビーイングについてのトークセッション
協業発表のなかで、二人の代表者はそれぞれの考えるウェルビーイング社会のビジョンを語りました。榎本氏は、「ステップゴルフは、単にゴルファーを増やすだけでなく、運動を通じて健康的なライフスタイルを実現することを目指しています」と強調し、その取り組みの重要性を訴えました。
一方、鎌浦氏は「地域と人をつなぐ場の提供が大切であり、特に『孤立』や『孤独』といった社会問題の解決にもつながる」とコメントしました。ゴルフを通じて友人や新たなコミュニティを形成する機会を提供していくことが、今後の展望として挙げられました。
ステップゴルフの行動理念
ステップゴルフ株式会社は、2012年に東京都昭島市から始まり、現在では全国に129店舗、665打席を展開。累計会員数は約90,000名に達するなど、日本一の規模を誇ります。ステップゴルフは、ただのスポーツ施設ではなく、健康的で愉快なライフスタイルを提供する場としても機能しています。
「いつもの街に、ゴルフを楽しむ庭を持とう」という理念のもと、性別や年齢を問わず誰もが気軽にゴルフを楽しめる環境を整備し、地域の皆さまに愛される存在を目指しています。
取り組みの展望
今後の見通しとして、ステップゴルフとCX社は、インドアゴルフ施設の全国展開を計画しており、さらなるサービスの向上を志向しています。また、健康促進と新たな体験の創出を通じて、日本全体のウェルビーイング向上に貢献することを目指します。
この新しい取り組みがもたらすインパクトに期待が寄せられる中、両社の理念と目的に共感する方々が増え、より多くの地域で「好き」と「楽しい」を体験できる機会が広がることが期待されます。
会社概要
代表取締役:榎本考修
所在地:東京都渋谷区桜丘町9-17
設立:2012年11月9日
企業サイト
サービスサイト
代表取締役社長:鎌浦慎一郎
所在地:東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地
公式サイト