新しいリユースカップが環境意識を後押し
アサヒユウアス株式会社は、三重県津市の間伐材を利用したリユースカップ「森のタンブラー三重ホンダヒート」を発表しました。この新しいカップは、地域の資源を活用し、環境への配慮を強化することを目的としています。販売は2023年12月21日から開始し、価格は2,200円(税込)。
リユースカップの特徴
「森のタンブラー」は、中勢森林組合が提供する津市産のスギとヒノキの間伐材を30%使用した製品です。カップのデザインには、三重ホンダヒートのマスコット「ヒートくん」と「ジャパンラグビー リーグワン」のロゴが施されています。また、三重ホンダヒートの試合会場や詳細な情報は、彼らのWEBサイトから入手可能です。
このカップを試合会場内のキッチンカーに持参すると、ビールが100円引きで楽しめる特典もあります。
環境への取り組み
これまで三重ホンダヒートと中勢森林組合は、森林の重要性を理解し、広めるためのワークショップを行うなどのSDGs活動に貢献してきました。「森のタンブラー」を開発することで、環境意識の向上を促し、試合会場での使い捨てプラスチックの削減を目指しています。
従来の発展
「森のタンブラー」は、アサヒビールとパナソニックが共同で開発したもので、2019年から展開が始まりました。各地域の特性に応じたカスタマイズが進められており、例えば来年には福岡ソフトバンクホークスとのコラボ製品が登場予定です。
アサヒユウアスのミッション
アサヒユウアスは、2022年に設立されたアサヒグループの新たなサステナビリティ事業を展開する企業です。リユース可能な「森のタンブラー」や「森のマイボトル」といった製品だけでなく、コーヒーの副産物を利用したプロジェクトや、廃棄予定の食品を使用したクラフトビールの製造にも取り組んでいます。そして、自治体、企業、団体との協力を通じて、持続可能な商品・サービスの開発に引き続き注力していく方針です。
まとめ
アサヒユウアスが新たに開発した「森のタンブラー三重ホンダヒート」は、地域資源を生かしたエコフレンドリーな選択肢として、消費者に新たな価値を提供します。この取り組みが、多くの人々に環境保護の重要性を理解させるきっかけとなるでしょう。