デザインの未来を考える展示「CROSSING VIEWS」
コクヨ株式会社は、ソニーグループ株式会社のクリエイティブセンターとの共同で、インクルーシブデザインの新たな可能性を探求する展示「CROSSING VIEWS」を2026年3月6日(金)から3月10日(火)まで東京品川オフィス「THE CAMPUS」にて開催します。入場は無料で事前予約は不要です。この展示は、多様な価値観を持つ人々の心地よさを追求することを目指しており、特に障がいのある人々の視点を活かしたデザインプロトタイプが紹介されます。
インクルーシブデザインの魅力を探る
展示の中で特に注目すべきは、コクヨとソニーのデザイナー、及びそれぞれの特例子会社の障がいのある社員が共同で行ったインクルーシブデザインワークショップの成果です。このワークショップでは、対話を通じてさまざまな「気づき」を得ることができ、困りごとを解決する新しいアイデアが生まれました。
その結果、2つのデザインプロトタイプ「nolla(ノラ)」と「aicon(アイコン)」が展示されることになります。
nolla(ノラ)
「nolla」は特に心地よい居場所を求めるためにデザインされたアイランドソファです。下肢障がいのある方の「ソファに乗り移ることが難しい」という声に応える形で設計されており、一般的なソファとは異なり、不均質で多様な形状が特徴です。このソファは座るだけでなく、寝転がったり、距離を取ったりすることが可能で、車いすに座ったままでの対話も促します。また、サウンド機器が搭載されており、聴覚からも心地よい体験が得られます。
aicon(アイコン)
「aicon」は「愛のアイコン」をテーマにしたアイテムの集合体で、上肢障がいのある方が日常生活で直面する困難を解決することを目的としています。それぞれのアイデアが異なる障がいのニーズを応え、たとえば、買い物時に片手で操作できる「Pop-in bag」や、コミュニケーションが促されるキーホルダー「hello TAG」を含みます。
コクヨとソニーの取り組み
また、展示内では「HOWS DESIGN」を通じて、コクヨのインクルーシブデザインのプロセスや、ソニーの「ワララボ (Work and Lifestyle Lab)」の取り組みも紹介されます。
- - コクヨのHOWS DESIGN では、インクルーシブデザインのプロセスを通じて社会のバリアを発見し、全ての人が自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。2030年までに、新しい製品ラインの50%をこのプロセスで開発することを目標に掲げており、すでに達成率は48.8%に達しています。
- - ソニーのワララボ では、若手社員が多様性についての理解を深めるための自主的な活動が行われており、キャリア形成に関する情報も発信しています。このような取り組みを通じて、コクヨとソニーはともにインクルーシブな職場環境を構築しています。
最後に
「CROSSING VIEWS」は、インクルーシブデザインのことをより多くの人に理解してもらうための重要な機会です。この展示を通じて、コクヨとソニーがどのように共創し、新しいデザインの視点を広げているのかをぜひ体感してください。未来のデザインがどのように私たちの生活を豊かにするかを一緒に考えていきましょう。