eスポーツチーム、子どもたちにクリスマスプレゼントを届ける
2024年12月19日、プロeスポーツチーム「ENTER FORCE.36」が大阪母子医療センターにおいて、治療中の子どもたちに向けたクリスマスプレゼントの寄付を行いました。このプロジェクトは、チームが1年間の戦績で得た成果をもとに企画され、病院で闘う子どもたちや、放課後デイサービスを利用している子どもたちに笑顔と希望を届けることを目指しています。
この取り組みは、南海電気鉄道とeスタジアム株式会社の協賛を受けており、3回目を迎えました。「eスポーツを通じて得た成果で、子どもたちに“笑顔”と“希望”を届けたい」という強い思いで進められているこのプロジェクトは、eスポーツを介した地域貢献の一環でもあります。2024年11月に設立された「大阪eスポーツラウンドテーブル(OeGG)」においても、地域への貢献を促進する活動の一つとして位置付けられています。
ギフトの内容は、約220名分のおもちゃや絵本、文房具、メッセージカードなどが含まれ、子どもたちへの思いが込められています。訪問当日、大阪母子医療センターでは、現状を受けたチームの選手たちが直接プレゼントを手渡し、子どもたちの笑顔に触れることができました。特に、このプロジェクトは、病気と闘う子どもたちだけでなく、彼らを支えるご家族や医療従事者への感謝も伝えることを大切にしています。
取り組みの背景
このプロジェクトの背景には、eスポーツが持つ「夢を与える力」があります。プロジェクトに関与しているチームオーナーの池田浩士氏は、「愛を持って夢を与える ~Give dream with love~」というメッセージを掲げ、eスポーツを通じて社会に貢献したいと考えています。また、選手たちには「夢を叶える側ではなく、夢を与える側になってほしい」という思いを伝えています。
子どもたちの反応
「Smash Brothers SP部門」の選手であるHurtさんも、今回の体験を通じて子どもたちと触れ合うことで大きな勇気をもらったと言います。彼は、プレゼントを受け取る子どもたちの姿から、未来への希望を感じ取り、彼らが闘っている姿に心を打たれました。
結論
ENTER FORCE.36の『E36 X’mas “Dreams for Children’s Future!!”- 2024‒』プロジェクトは、eスポーツを通じて社会にポジティブな影響を与える先進的な取り組みとして注目されています。クリスマスの時期に、子どもたちに笑顔をもたらすこの活動は、eスポーツが地域社会においてどのように貢献できるかを示す一例です。未来への希望を持ち続ける子どもたちのために、これからもサポートが続くことでしょう。