2023年ゴルフ日本シリーズJTカップに向けた熱き戦いの行方

王者の中の王者を決める舞台、ゴルフ日本シリーズJTカップ

いよいよ2023年のゴルフシーズンもクライマックスを迎えます。12月5日から東京都稲城市の東京よみうりカントリークラブで開催される「第56回ゴルフ日本シリーズJTカップ」。この大切な大会では、今シーズンのツアーでの活躍が認められた30名の選手たちが真の王者を目指してしのぎを削ります。スタートを切る選手たちの意気込みや、注目選手について詳しくご紹介します。

出場選手の面々

昨年のディフェンディングチャンピオンである小平智を始め、昨年のプレーオフで敗れた石川遼や黄重坤、今シーズン2年連続での賞金王を目指す今平周吾が出場します。特に、今平は賞金ランキング1位の座を維持しており、過去の栄冠に挑むことが期待されています。そのほかにも、S・ノリス、3勝を誇る宮本勝昌、今季初優勝を果たした浅地洋佑や大槻智春、比嘉一貴といった新しい顔ぶれも加わり、注目の熱き戦いになることは間違いありません。

賞金王争いの行方

令和初の賞金王争いにも注目です。現在、賞金ランキング首位につけているのは昨年の賞金王、今平周吾。彼がこの座を2年連続で獲得すれば、2004年から2006年にかけて3度連続でその座を守っていた片山晋呉以来の快挙となります。また、今平が20代で連続して賞金王を獲得した場合、1982・1983年の中嶋常幸以来となります。一方、S・ノリスは自身が優勝することで順位に関わらず、逆転での賞金王獲得が可能です。ゴルフの舞台に新たな伝説を刻むのは誰になるのでしょうか。