ラグビー界が環境問題に真剣に取り組む!静岡ブルーレヴズが『HEROs PLEDGE』に参画
スポーツ界を横断して使い捨てプラスチックごみ削減に取り組むプロジェクト『HEROs PLEDGE』に、ラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズが新たに参画しました。これは、ラグビー団体として初の参加となります。
静岡ブルーレヴズは、社会課題解決への貢献を目指す『SCRUM Action』プロジェクトを推進しており、「Ecology(脱プラスチック、カーボンユートラル)」「Food(フードロス、食育、地産地消)」「Diversity(国際交流、障がい者支援、LGBTQ)」の3つの重点テーマを掲げています。
昨年12月には、パートナーアスリートである五郎丸歩氏と共に、リーグワンでの1試合における使い捨てプラスチックの量や種類を測定する実地調査を実施。その結果を踏まえ、重点テーマの一つである「Ecology(脱プラスチック、カーボンユートラル)」をより加速させるために『HEROs PLEDGE』への参画を決めたとのことです。
静岡ブルーレヴズ 経営企画室 室長 竹中大也氏は、「ラグビー団体として初めて、HEROs PLEDGE にパートナーとして参画させていただくことを大変光栄に思います。日本財団様にはこれまでも、試合会場でのごみ廃棄量調査などの様々な取組みにご協力いただいておりました。弊クラブとしても、HEROs PLEDGE への参画を契機に、これまで以上に使い捨てプラスチックごみの削減に取組んでまいります。また、スポーツクラブがハブとなって、ファンを中心とした地域住民の方々が環境問題にアクションを起こすきっかけを作り出すことで、地域全体の課題解決にも寄与していきたいと考えております。」とコメントしています。
『HEROs PLEDGE』は、2027年度末までに主要スポーツの興行における使い捨てプラスチックごみの半減を目標に掲げています。アスリートが主体となり、ファンや地域住民にも環境問題への意識向上を呼びかけ、具体的な行動を促す取り組みを進めていく予定です。
静岡ブルーレヴズの参画は、ラグビー界における環境問題への意識を高め、より広範な社会課題解決への取り組みを促進する大きな一歩となるでしょう。
『HEROs PLEDGE』とは?
『HEROs PLEDGE』は、海洋汚染や異常気象など、地球規模で広がっている環境問題の原因の一つである使い捨てプラスチックごみをスポーツの興行において削減していくために、アスリートやスポーツ団体が主体となって取り組むプロジェクトです。
プロジェクトでは、アスリートが率先して使い捨てプラスチック削減を呼びかけ、パートナーアスリートと共に、その取り組みをファンや地域住民に広げていきます。また、特設サイト上では、使い捨てプラスチック削減に関するプレッジ(宣言)機能を提供し、ファンや一般生活者が環境問題への意識を高め、具体的な行動を起こせるよう支援しています。
スポーツ界を巻き込んだ環境問題への取り組み
『HEROs PLEDGE』は、アスリートやスポーツ団体が積極的に環境問題に取り組むことで、社会全体を巻き込み、持続可能な社会の実現を目指しています。
静岡ブルーレヴズの参画は、ラグビー界における環境問題への意識改革を加速させるだけでなく、スポーツ界全体で環境問題への取り組みを推進していくための重要なステップとなるでしょう。