日本企業初参加のAloha Festivals、ハワイ文化を祝う特別ステージ開催

日本企業として初の試み

株式会社アルファネットは、1946年以来続くハワイの大祭「Aloha Festivals」に、初めて日本企業として公式参加することを発表した。この特別なイベントは、2025年9月20日（土）から21日（日）にホノルルで行われる。

「Aloha Festivals」は、バラエティに富んだハワイの文化や精神を表現する場であり、毎年世界中から観光客が訪れる祭典である。76年の歴史を持つこのイベントにおいて、アルファネットは独自に主催する「Japanese Hawaiʻi Friendship Stage」を開催予定。これは彼らにとって、企業理念である「好きを創る」を実現する挑戦である。

特別ステージの概要

「Japanese Hawaiʻi Friendship Stage」は、Aloha Festivalsの一環として、特設ステージで行われる。このステージでは、人気の司会者であるKimo Kahoanoがオープニングセレモニーを担当し、ハワイの名門カメハメハ・スクール児童合唱団や、数々の賞を受賞してきたアーティストKamuela Kahoanoのライブが予定されている。

また、日本のフラチームHālau Hula CocoやKēhau ʻOlu I Kakahiakaによるパフォーマンスも計画されており、さらに地元のハラウからもフラが披露される。ステージでは、ハワイと日本の子どもたちも参加し、世代を超えた文化交流が行われる予定である。

環境に配慮したアクション

イベントの翌日、9月21日（日）には、環境保護への意識を高めるビーチクリーンイベント「Aloha Clean Day」が実施される。これは「Mālama Hawai‘i（ハワイを思いやる心）」をテーマに、観光客や地元住民、企業が協力し、実際にビーチの清掃を行う取り組みである。観光消費だけに終わらず、持続可能な未来を考慮した体験価値を提供することを目指している。

SDGsとの連携

このプロジェクトは、SDGsの目標にも寄与するものであり、協賛企業や協力企業と連携し、環境や文化交流に配慮した活動を展開する。企業としての社会的責任を果たすことの重要性を理解しながら、観光と地域社会の共存を目指す、「共創型プロジェクト」としての意義を持つ。

企業の将来展望

アルファネットは、このプロジェクトを通じて、ハワイの文化を尊重しつつ、日本とハワイの架け橋としての役割を果たすことを目指す。来年にはAloha Festivalsが80周年を迎えることから、さらなるスケールアップを期待することができる。また、今後も世界各地で文化交流を進め、持続可能な未来に向けた新たな挑戦を続けていく姿勢が見え隠れしている。