JX通信社のAIサービス「FASTALERT」がTokyo Social Innovation Tech Award受賞

JX通信社のFASTALERTが受賞！

2024年1月10日（金）、JX通信社が提供するAIリスク情報サービス「FASTALERT」が、東京都主催の「Tokyo Social Innovation Tech Award 2024」で技術特別賞を受賞しました。この賞は、東京都が中小企業のAIやメタバース技術を活用して、社会課題の解決を促進することを目的に設けられたものです。

受賞の背景

この賞は、2021年度から2023年度までの旧名称「Tokyo Contents/Solution Business Award」を踏襲しており、2024年度には107社が応募、11社が受賞しました。受賞した「FASTALERT」は、特に東京都が抱える防災や減災、災害復旧のDX化に寄与する点が評価されました。

東京都産業労働局が示している『未来の東京』戦略に基づき、社会課題解決に向けたイノベーションマップが策定されています。「FASTALERT」はその中でも防災分野での情報提供に特化したサービスとして位置づけられており、自治体や企業の防災活動を支援する役割を果たしています。

社会課題へのアプローチ

東京は、地震や豪雨、火災など多様なリスクを抱えています。これらのリスクに迅速に対応するためには、情報収集を自動化し、瞬時に分析する能力が求められます。「FASTALERT」は、国内外の主要なSNSや報道をAIが自動的に収集し、信憑性を評価した上で必要な情報をリアルタイムにユーザーに提供します。

これにより、企業の情報収集の負担を軽減し、初動の迅速化が実現できるのです。特に、首都東京には多くの企業が本社を構えており、サプライチェーンへの影響も考慮する必要があります。

今後の展開

授賞の背景には、情報収集の負担軽減、初動対応の迅速化、そしてレジリエントな都市づくりへの貢献があったといえます。今後、「FASTALERT」は多種多様な業種の企業や団体が事業継続力を向上させるための支援を強化していく方針です。

引き続き、多くの方々にそのサービスを利用していただけるよう、推進活動を行っていく予定です。JX通信社は、『データインテリジェンスの力でより豊かで安全な社会を創る』というビジョンの元、情報収集ツールとしての役割を果たしていきます。今後の展開にもぜひご注目ください。