ニューヨーク在住の写真家、高井雅裕によるドキュメンタリー写真集『NEW/YORK』が、6月28日に日本で発売されました。
2019年12月に第一感染者が報告された新型コロナウイルスは、世界中に広がり、社会に大きな変化をもたらしました。高井雅裕は、アメリカに移住して20年、このパンデミックによって瞬く間に変化するニューヨークの街を、マスクと共に1年半かけて撮影し続けました。
本書は、高井雅裕がコロナ禍のニューヨークで見た、人々の生活や街並みの変化、そして希望を写し取った写真集です。マスクをした人々の姿、静寂に包まれた街並み、それでも懸命に生きる人々の姿など、高井雅裕独自の視点で捉えられた写真は、観る人に多くのことを考えさせます。
2021年にブルックリンのSpoonbill Bookstoreで初版が発売された本書は、今回、日本での発売にあたり、アートディレクターの里健太郎氏(STUDIO FUNNEL)がリエディットを行いました。
発売を記念して、コンセプトショップmovesではローンチイベントを開催。6月28日にはレセプションパーティが開催され、写真集の購入はもちろん、PWAとのコラボレーションによるTシャツなどの限定グッズも販売されます。
イベントには、高井雅裕氏も終日在廊予定で、写真集について語ったり、撮影の裏話を聞くことができる貴重な機会となっています。
高井雅裕は、コロナ禍のニューヨークで見た景色を、写真集『NEW/YORK』に込めています。ぜひ、この写真集を通して、変化する街と人々の姿を、高井雅裕の感性で感じてみてください。
写真家・高井雅裕氏の作品は、コロナ禍のニューヨークという変化の激しい状況下で撮影されたものだけあり、見ているものに様々な感情を呼び起こします。
静寂に包まれた街並み、マスクをつけた人々の姿、そして、それでも懸命に生きる人々の姿。高井雅裕氏は、これらの日常の中に美しさを見出し、写真に収めています。
『NEW/YORK』は、単なる写真集ではなく、コロナ禍という時代を記録したドキュメンタリー作品と言えるでしょう。高井雅裕氏の視点を通して、コロナ禍のニューヨークの姿、そして、人々の心の変化を感じることができる貴重な作品です。
写真集を見ることで、コロナ禍という大変な時期を乗り越えた人々の強さや希望を感じ、自分も何かできることがあるのではないかと前向きな気持ちになるでしょう。また、コロナ禍のニューヨークという特殊な状況下で撮影された作品だからこそ、私たち自身の日常を改めて見つめ直すきっかけにもなるのではないでしょうか。
高井雅裕氏の作品は、私たちに多くのことを考えさせ、心を揺さぶる力を持っています。ぜひ、この写真集を手に取って、コロナ禍のニューヨークという特別な場所と時間を、高井雅裕氏の視点を通して感じてみてください。