全国カレンダー展での快挙
特例子会社のハピスマが、第76回全国カレンダー展で「日本印刷産業連合会会長賞」と「金賞」を受賞しました。この受賞は、ハピスマにとって初めての栄誉であり、障がいを持つ社員たちが中心となって織りなすアートワークの成果が結実した瞬間です。
ハピスマとは
ハピスマはアンリツ株式会社の特例子会社として、2021年9月に設立されました。主な業務には贈答用石鹸の製造やオリジナルカレンダーの制作、清掃作業があり、特に障がいを持つ社員が主体となって多様な事業に取り組んでいます。
「さまざまな人がいて会社が成り立っている」という理念の下、社員たちは日々明るく活き活きとした職場環境を築いています。
カレンダー展の意義
第76回全国カレンダー展は、企業の文化的メッセージや印刷技術、そしてデザイン力を顕彰する場です。この展覧会は、日本印刷産業連合会と産経新聞社が主催しており、多くの企業や団体のカレンダーが参加しています。特に第1部門では、B to B向け企業カレンダーが対象となり、業界内でも非常に権威ある賞として位置付けられています。受賞作品は、印刷技術や機能性に優れたものでなければならず、カレンダーの役割を満たすための高度なデザイン性が求められます。
受賞の背景
ハピスマは、2023年からアートワークの出前授業を受講し、絵心のある社員たちによって制作されたアート作品をカレンダーにまとめました。このプロジェクトは、社員たちのクリエイティビティを発揮する機会を提供し、またコミュニケーションの手段としても機能しました。
今回の受賞に際して、ハピスマは多くの関係者に感謝の意を表しています。この成果は社員たちの努力と情熱の結果であり、今後も個々の才能を生かしたオリジナル商品の開発に励む姿勢は変わりません。
今後の展望
ハピスマは今後も、社員が明るく活躍できる職場環境を作りながら、お客さまに喜んでいただける製品の提供を目指します。初受賞を足掛かりに、さらなる挑戦と成長を続けていくことを誓います。
私たちのカレンダーは、ただのスケジュール管理ツールではありません。そこには、障がいを持つ社員たち一人一人の熱い想いと創造力が詰まっています。これからのハピスマにご期待ください!