三井ホーム「MOCX」始動
2024-02-29 14:00:02
三井ホーム、木造化技術ブランド「MOCX」始動で脱炭素社会へ貢献
三井ホーム、木造化技術ブランド「MOCX」で脱炭素社会に貢献
三井ホーム株式会社は、独自開発の木造建築技術を結集した新ブランド「MOCX(モクス)」を発表しました。鉄骨造や鉄筋コンクリート造が主流だった建築業界において、木造建築への注目が高まる中、同社は25万棟以上の木造建築実績を活かし、脱炭素社会の実現を目指した取り組みを加速させます。
「MOCX」が目指すもの
「MOCX」は、単なるブランド名ではなく、三井ホームの技術革新の象徴です。これまで培ってきた高度な木造建築技術を体系化し、更なる技術開発と木造建築の可能性の拡大を目指しています。環境負荷の低減と、人にも優しい住空間の提供という、サステナブルな社会への貢献を明確な目標として掲げています。
多様な事業展開
「MOCX」ブランドのもと、三井ホームは多様な事業を展開します。
木造マンション「MOCXION(モクシオン)」: 高強度耐力壁「MOCXWALL(モクスウォール)」など、独自の技術を駆使した高品質な木造マンションを提供。
低層賃貸住宅「MOCXSTYLE(モクスタイル)」: 賃貸経営ニーズに対応した、多様なスタイルを提案できる低層賃貸住宅。木造建築のメリットを活かしつつ、高いデザイン性と機能性を両立させています。
* 医療・施設・木材建材等非住宅用途事業「MOCX Green Buildings(モクスグリーンビルディングス)」: 病院や学校など、様々な非住宅用途の建物に木造建築を提案。環境に配慮した持続可能な社会の実現に貢献します。阿蘇くまもと空港の天井にも採用された「MOCX ROOF(モクスルーフ)」など、実績のある技術が活用されています。
これらの事業を通じて、「MOCX」は木造建築の可能性を広げ、多様なニーズに対応していきます。
環境への配慮とサステナビリティ
三井ホームは、「&EARTH with WOOD」というサステナビリティブランドを掲げ、環境問題への意識を高く持っています。「MOCX Green Project」を始動し、木造化技術の開発と普及を通じて、脱炭素社会の実現に積極的に取り組んでいます。 これは、三井不動産グループ全体のESG経営戦略とも合致しており、SDGsへの貢献も目指しています。
まとめ
「MOCX」ブランドの発表は、三井ホームの技術力とサステナビリティへの強い意志を示すものです。木造建築の可能性を追求し、環境と人に優しい住まいを提供することで、日本の建築業界に大きな変革をもたらすことが期待されます。今後、三井ホームの「MOCX」が、どのように脱炭素社会の実現に貢献していくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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三井ホーム株式会社
- 住所
- 東京都江東区新木場1-18-6 新木場センタービル(総合受付 9階)
- 電話番号
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03-3346-4411