井澤由花子展 -ウィンド 風の時代 花の記憶-
東京・杉並区に位置するGallery FACE TO FACEで、画家の井澤由花子による約4年ぶりの個展が、2023年9月22日から10月1日まで開催されます。この展覧会は、「初めて買うアート体験」をテーマに、観覧者が自らの感性でアートを選び、楽しむ機会を提供します。
展覧会の内容と魅力
展覧会での主な展示作品は、井澤氏が手がけた「wind」シリーズで、全体で約20点が展示されます。作品のサイズは18×18cmと、CDジャケットより一回り大きいコンパクトなものです。このような形にしたのは、来場者が気軽に「アートを選び、買う」体験をしてもらいたいという井澤氏の思いから生まれています。
「wind」シリーズは、井澤氏の日常の中から生まれた作品であり、彼女が育った街である西荻窪の人々にアートを身近に感じてもらうために制作されました。作品は気分転換に気軽に交換したり、好きな組み合わせで楽しむことができます。また、今回は「世界に1つだけの持ち運べるアート」として、直接描かれたiPhoneケースも販売され、アートの新しい形を提案しています。
展覧会スケジュール
- - 会期: 2023年9月22日(金)~10月1日(日)
- - 時間: 12時~20時(最終日は19時閉廊、9月26日・27日休廊)
- - 場所: Gallery FACE TO FACE(東京都杉並区松庵3-35-19 SHOEI BLDG.2 #102)、西荻窪駅から徒歩2分
- - 入場料: 無料
- - 詳細情報: 公式ウェブサイト
作品の背後にあるストーリー
井澤由花子は、多摩美術大学を卒業後、長年にわたり画家として活動を続けています。彼女の作品は、子育てをしながら芸術活動を続けた成果であり、特に「wind」シリーズは、彼女の中学生の息子の瞳を描いたものです。この作品を通じて、井澤氏は母親、画家、そして一人の女性としての自分を再認識する旅をしました。
彼女は、自身の経験を通じて「今」を描くことが大切だと考え、その感覚を作品に反映させています。また、西荻窪に住む人々や訪れる人々が、アートを楽しむことのできる環境を整えてきました。展覧会で紹介される作品は、井澤氏の心の内を表現したものです。
井澤由花子のこれまでの活動
井澤由花子は、これまでにも様々な賞に入選し、銀座の資生堂パーラーに作品を設置するなど、活躍を続けています。この個展もまた、彼女にとって新たな挑戦であり、観覧者との距離を縮める機会となるでしょう。
このアート展を通じて、井澤由花子の想いがどのように形になっているのか、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。アートの力で、普段の生活に少しの輝きをプラスする機会をお楽しみください。