革新的な防火設備が登場
2025年1月、旭ビルウォール株式会社から新たな防火設備である「ファイヤーバリア60」と「ファイヤーバリア20」が発売される。この製品は国内初の防火仕様化学強化ガラスを採用しており、従来の建築用ガラスの枠を超えた革新的な性能を兼ね備えている。
防火性能と意匠性の両立
「ファイヤーバリア60」は特定防火設備に適した60分間の防火性能を有し、鋼製枠を用いることで安全性を確保している。一方で、「ファイヤーバリア20」は20分間の防火性能を持ち、アルミニウム製枠でより軽量化され、外壁や防火区画の開口部などに適している。両者ともに、防火性能だけでなく、透明性や意匠性も高いことが特徴だ。
これまでの防火設備ガラスは網入りガラスや耐熱強化ガラスが主流であったが、これらの製品は透明性やデザイン性に制約があり、建築設計の自由度が低いという課題があった。しかし、「ファイヤーバリア60」と「ファイヤーバリア20」はこれらの制約を克服し、開放的で美しい空間の実現を可能にしている。
技術革新と信頼性
旭ビルウォールが採用した化学強化ガラスは、特に内部の引張応力を抑える技術によって「自然破損」のリスクを排除しており、安全性が大幅に向上している。また、耐風圧性能はフロートガラスの5倍以上に達し、傷がつきにくい製品となっている。
「ファイヤーバリア60」の認定番号はEA-0558、「ファイヤーバリア20」はEB-3601であり、いずれも厳しい試験に合格した信頼性の高い製品である。化学強化ガラスは、従来の技術では難しかった防火用途においても適用が可能となり、新たな時代の建築材料として期待が寄せられている。
幅広い用途と多様性
この新しい防火ガラスは、最小寸法100mm×100mmから、最大の幅2,000mm×高さ3,060mmまで対応可能で、特殊な形状やサイズにも柔軟に対応することができる。また、透明性が高いため、連続した横連窓のデザインも可能で、建築設計の自由度を大いに広げることができる。
「ファイヤーバリア20」は、アルミニウム製枠を使用しており、開口部においても最大幅1,300mm×高さ2,700mmに対応しているため、様々なシーンで利用できるのが魅力だ。
今後の展開
旭ビルウォールは、新たに登場した防火設備に加え、1時間耐火間仕切壁「バーニングシールド」もラインナップに含めて『防火ガラスシリーズ』を展開する。美しさと防火性能を両立させた新たな建材は、今後の建築業界において、多様な可能性を提供していくことだろう。
企業概要
旭ビルウォール株式会社は「後世に受け継がれる美しいファサードづくりで、都市の景観と環境に貢献する」という理念のもと、建築外装のデザインから施工までを行うファサードエンジニアリング企業である。今後も持続可能な社会の実現に向けて、革新的な製品を提供し続けるとともに、美しい街並み作りに寄与していく。
詳しい製品情報については公式サイト(
AGB公式サイト)を参照するか、旭ビルウォール株式会社 ガラスエンジニアリング部までお問い合わせください。