廻花の新たなシングル「ひぐらしのうた」リリース
バーチャルシンガーソングライターの廻花が、2024年9月18日に待望的新曲「ひぐらしのうた」をデジタルリリースしました。この楽曲は、今年1月の4th ONE-MAN LIVE「怪歌」で初披露されたもので、多くのファンに期待されていました。
「ひぐらしのうた」は廻花が高校2年生の頃に作った楽曲で、彼女が通学途中や帰宅後、さらには夜寝る前に考えていた思いが込められています。夏の終わり、ひぐらしの鳴く頃の切ない感情をlo-fi HipHopのテイストとポエトリーで表現しており、廻花の儚さを感じさせる歌声が楽曲の雰囲気を一層引き立てています。
MV公開とその制作背景
同日20時からは、映画監督の山戸結希が手がけた「ひぐらしのうた」のミュージックビデオがプレミア公開されます。山戸監督と廻花は、2019年に花譜として映画「ホットギミック」の主題歌を担当したことがきっかけで出会い、今回の作品に至りました。
MVでは、思春期の高校生が抱える将来への不安や葛藤が描かれ、主演を務めるのはBEST KIDS AUDITION 2015のグランプリを受賞した現役高校生の稲毛眞生です。彼女のメッセージ性の強い歌を視覚化した映像は、見る者に深い感動を与えることでしょう。
廻花のコメント
廻花自身は、楽曲に込めた思いを次のように語っています。「こういうことを思っていたんだ」という感情が後になって明確に示されることが多い中、今回の曲は過去の思いと現在の自分を向き合わせる大切な機会となったとしています。心の不安定さを歌にし、聴く人に寄り添える存在でありたいという願いを込めています。
主演俳優・監督の思い
主演の稲毛眞生は、曲に込められた廻花の思いを表現する難しさを感じながらも、自由に自分を表現できる瞬間を楽しんだとコメント。監督の山戸結希は、廻花の歌に最もふさわしい映像を制作することが自己の使命だったと語り、感情が交錯する瞬間を映し出すことに心血を注いだことを明かしています。
力強い感情と映像美
廻花の楽曲「ひぐらしのうた」は、彼女の内に秘めた思いを美しい映像に昇華させた作品です。この曲とMVは、廻花の新しいアプローチと今後の活動に期待を寄せるファンにとって、特別な意味を持つでしょう。
配信情報と今後のライブ
「ひぐらしのうた」はデジタル配信されており、合わせてMVも公開しています。廻花は11月にもライブイベント「KAMITSUBAKI WARS 2024」に出演予定なので、ぜひ彼女の素晴らしいパフォーマンスを体感してみてください。
廻花の音楽が持つ独自の世界観に触れ、自身の感情と向き合うひと時を楽しんでいただければと思います。これからも彼女の活動から目が離せません。
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