RAGEBLUEが新たなターゲット層を開拓し、ブランドを進化させる！

アパレルブランドRAGEBLUEが、2025年秋に大きな転換を迎えます。東京・渋谷に本社を置く株式会社アダストリアが展開するこのブランドは、従来の20代を主なターゲットとするだけでなく、30代以上の大人層に焦点を当てた新たな方向性を打ち出そうとしています。

この新戦略の下、RAGEBLUEはファッションの提案をさらに幅広くするために、3つのライン「TREND」「STANDARD」「OCCASION」を設定します。これにより、シーンに応じたファッションの提案をしつつ、ウィメンズラインを強化していく方針です。

ブランドコンセプトとラインの概要

TRENDライン

このラインでは、メンズが「上品なストリートカジュアル」、ウィメンズが「ボーイッシュフェミニン」をテーマに、ファッション性の向上を目指します。2025AWのシーズンコンセプトは「NORMCORE TRAD」とし、WORKやMILITALY、更にはBRITISH TRADITIONといったトレンドを基にしたシンプルでベーシックな装いを提案する予定です。

STANDARDライン

「STANDARD」ラインは、クリーンでベーシックなスポーツアイテムを、モード感とストリート感をバランスよくミックスしたアイテムを展開することを目指します。特に注目すべきは、RAGEBLUEが独占契約を結んだ「SIGNAL SPORTS」というブランドインブランドです。新たにデザインが刷新されたアイコンマークで、ヘビーウェイトスウェットやアノラックなど、年齢性別を問わず日常的に使えるアイテムを揃えます。

OCCASIONライン

大人向けのカジュアルファッションに特化した「OCCASION」ラインでは、日常のさまざまなシーンで着用できる正装服のようなセットアップが展開され、大人の品格が求められる場面で活躍する機能的なデザインを目指します。このラインでは、生粋の日本ブランド「phenix」とのコラボレーションが特に印象的です。スキーウェアの先駆者であるphenixの技術を生かし、洗える、速乾、防シワ、伸縮性といった四つの機能を備えたカジュアルなセットアップを提案します。

進化するコラボレーション

2025年08月22日には、phenix outdoorとのコラボコレクションの発表を含む新コンセプトを表現した秋シーズンビジュアルが公開される予定です。またお笑い芸人モグライダーの芝さんをアンバサダーに起用したプロモーションも展開し、ブランドの認知度をさらに高めていく狙いがあります。

さらには、老舗ワークウェアブランド「RED KAP」や、「Dickies」との別注コレクションも登場します。これらは、耐久性やシルエットに優れ、日常から特別なシーンまで広く使えるアイテムとして期待されています。

RAGEBLUEのビジョン

RAGEBLUEは、アメリカンカジュアルとヨーロピアントラディショナルの融合を基に、素材やディテールにこだわったデイリースタンダードスタイルを提案しています。全国に36店舗を展開しつつ、オンラインでの販売も積極的に行っており、公式ウェブストアや各種ソーシャルメディアでも情報発信を行っています。この進化が今後のファッションシーンにどのような影響を与えるか、非常に楽しみです。新たな時代に入りつつあるRAGEBLUEの取り組みに注目です。