熱川バナナワニ園の新たな試み「ワニのいるところ」
静岡県東伊豆町に位置する熱川バナナワニ園が、2025年11月29日(土)から2026年3月8日(日)まで、特別企画展「ワニのいるところ」を開催します。この展覧会では、個性豊かな6人のアーティストが集まり、それぞれの視点から「ワニ」をテーマにした作品を展示します。参画する作家は、古生物復元画家、絵本作家、キャラクターイラストレーターなど様々なジャンルから選ばれました。
展覧会の背景と目的
この企画展は、単にワニを展示するものではなく、ワニの多様な魅力を伝えることを目指しています。ワニは自然界において「生きた化石」とされ、約2億年以上もこの地球で生き続けています。そのため、彼らの力強さや優しさ、そして人々とのつながりを、アートを通じて掘り下げることがこの展の目的です。展覧会は、国立科学博物館が主催する企画展「ワニ」に特別協力として参加しています。
参加アーティストについて
展示に参加するアーティストたちは、それぞれ異なるスタイルを持つ才能あふれる表現者たちです。以下に参加アーティストの紹介をいたします。
- - 雨宮ひかる: 10年以上にわたりワニを描いてきた作家で、ボールペンからデジタル表現まで多様な技法を駆使。ワニと人のつながりをテーマにした作品も展開。
- - うに: 動物を中心に描くアーティストで、「見た人の想像が膨らむ」ことをコンセプトに独特な作品を発表。
- - 江口ノリコ: 貼り絵作家であり絵本作家。ワニと猫の目の共通点に気づき、ワニをテーマにした出版物を手掛ける。
- - 小田隆: 古生物復元画家であり、博物館展示や図鑑制作も手がける。科学的な視点を持ちつつ、独自の芸術性を追求。
- - 國司真音: 東京藝術大学の卒業生で、ワニに魅了された経験を元に「触れるワニ」をテーマに作品を発表。
- - 本間あきら: 動物イラストやキャラクター制作を得意とし、クスッと笑わせる作品が特徴的。
展示内容と体験
この展覧会では、作品だけでなく、各作家のグッズも販売される予定です。これにより、訪問者は自分の好きなワニの作品を身近に感じる機会が提供されます。展示を通じて、ワニの本質に触れたり、楽しんだりできる内容が盛りだくさんです。
展覧会の詳細
- - 展覧会名: ワニのいるところ
- - 開催期間: 2025年11月29日(土)~2026年3月8日(日)
- - 会場: 熱川バナナワニ園 分園フルーツパーラー (静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10)
- - 開園時間: 午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分)
- - 主催: 熱川バナナワニ園
- - お問い合わせ: TEL 0557-23-1105
- - 公式サイト: 熱川バナナワニ園
まとめ
熱川バナナワニ園が開催する企画展「ワニのいるところ」は、ワニの新たな魅力を発見できる貴重な機会です。アートと自然、生き物との関係を再考する触れ合いの場として、多くの来場者にとって心に残る体験になることでしょう。ぜひ、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。