製造業の収益を見える化するウェビナー開催のお知らせ

複数事業の生産・原価管理システムについて

製造業が直面している様々な課題を解決するためのウェビナーを開催します。本ウェビナーでは、特に複数事業を展開する製造業向けに、収益構造の可視化とROIC（投下資本利益率）経営について詳しく解説します。

製造業における課題

近年、製造業はグローバルサプライチェーンの混乱や地政学的リスクの影響を受け、原材料や燃料価格が上昇し続けています。特に日本の製造業では、歴史的な系列取引や下請け構造により、長期契約が多く、コスト上昇を販売価格に反映させるのが困難です。そのため、内部業務の効率化が求められています。

その解決策として注目されるのがROIC経営です。ROICは、事業に投入した資本に対する利益を示す指標であり、各事業の収益性を明確にすることが可能です。複数の事業を展開する製造業において、収益構造の可視化や事業別の原価構造の把握が戦略的な意思決定に貢献します。

複雑な製造業経営

しかし、異なる事業形態を持つ製造業の管理は、容易ではありません。各事業における生産・管理体制やコスト管理が異なり、さらにそれらが連携を持たない場合、管理は構造的なボトルネックに直面します。例えば、在庫管理では、プロセス製造と組立加工の対象が異なり、品質管理も工程単位と製品単位で異なる基準が適用されます。

このような状況において、全体を統合的に管理し、利益と資本を見える化する仕組みの構築がROIC経営を実現するためには不可欠です。

mcframeを活用したROIC経営の実現

本ウェビナーでは、製造業向けの統合業務システム「mcframe」を活用し、これまでの課題を解決するためのアプローチをご紹介します。「mcframe」は、見込生産と受注生産に対応した生産計画機能を搭載し、レシピやBOM管理を行いながら、適切な製造工程の管理を実現します。原価・在庫・品質管理を一元的に行えるため、部門間でのデータ連携が可能となり、業務プロセスの標準化も促進されます。

ROIC経営を支える実行基盤として、組立系では製番・ロット別の原価把握が行え、プロセス系では副産物を考慮した原価管理を実現します。

主催・共催

本ウェビナーは株式会社日立ソリューションズ・クリエイトが主催し、株式会社オープンソース活用研究所が共催します。参加申込や詳細情報は、マジセミの公式サイトにてご確認いただけます。

今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催予定です。過去のセミナー資料や、募集中の他のセミナーについてもぜひご覧ください。