令和7年度第1回公共事業評価手法研究委員会が開催される
2023年5月23日、国土交通省が主催する「令和7年度第1回公共事業評価手法研究委員会」が東京都千代田区の中央合同庁舎で開催される。この委員会は、日本の公共事業における事業評価手法の整合性と効果を向上させることを目指している。最新の事業評価に関する取組や課題を共有し、更なる改善を図る事を目的に設立された。
委員会の概要
この研究委員会は、学識経験者や専門家で構成されており、事業評価に関する議論を行う。特に、評価手法の標準化や定量化についての検討が主なテーマとなる。これにより、異なる事業種別間の比較が容易になり、より効果的な公共事業の運営に寄与することが期待されている。
委員会の開催日程は、2023年5月23日の16時30分から18時00分までの約1時間半。この日の議題には、現況の事業評価に関する検討が含まれている。報道関係者は、事前に申し込みを行うことでWEB上での傍聴が可能となっている。傍聴希望者は、5月20日までに必要事項を記入し、メールで連絡することが求められている。
参加方法と諸注意
傍聴希望の方は、以下の内容をメールで送付する必要がある。
- - 件名:「【WEB傍聴希望】令和7年度第1回公共事業評価手法研究委員会」
- - 本文:氏名(ふりがな)、所属、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)
送信先は国土交通省の指定アドレスで、参加人数に制限があるため、1社につき1名のみが認められる点に注意が必要だ。また、委員会そのものの模様は、会議後に国土交通省のホームページで記録が公開されるため、参加しなくとも、その後の情報を把握することができる。
今後の展望
この委員会の開催は、今後の公共事業評価手法の見直しにおいて重要なステップである。近年、公共事業に求められる透明性や効率性が高まっている中で、研究委員会がどのような手法を提案し、成果を上げていくのかが期待される。むろん、業界全体において重要な指針となる可能性も秘めている。
国土交通省はこの取り組みを通じて、公共事業に対する信頼性を高め、将来的な事業展開につなげる意図がある。今後も関心を持って見守る必要があるだろう。特に、デジタル化の進展が公共事業評価手法に与える影響についても、動向が注目されます。