auエネルギー＆ライフが夏の電気代削減に挑む新キャンペーン発表

auエネルギー＆ライフ株式会社（東京都千代田区）は、家庭の電気代が高騰する夏季において、顧客の負担を軽減し、省エネルギーを推進する新たな取り組みを開始すると発表しました。これには、節電を促進する「節電チャレンジプログラム」や新規申し込み者向けの特典が含まれています。

節電チャレンジプログラムの概要

2025年7月から始まる「節電チャレンジプログラム」は、auでんきなど同社の電力サービスを利用している顧客が対象です。このプログラムは、自宅での無理のない省エネと節電を促し、具体的には空調の温度を変更したり、電気の使用時間をずらしたりといった具体的なアクションが求められます。成功した参加者には、Pontaポイントがプレゼントされるという嬉しい特典が用意されています。

家計応援特典の実施

また、2025年6月2日からは、auでんきを新規で申し込む顧客に対し、auまたはUQ mobileの回線を利用している場合に、初月の電気代から最大5,000円の値引きが行われます。この施策は、物価高が長期化している中で、特に夏の季節は冷房や家電の利用が増えるため、家庭の電気料金負担が大きくなることを踏まえています。

国の支援への参画

さらに、auエネルギー＆ライフは、政府が2025年7月から実施する「電気・ガス料金支援」にも参加します。これにより、auでんきなどのサービス利用者は、夏の電気料金を削減できるようさまざまな支援が行われます。具体的には、2025年7月および9月の利用分に対して1kWhあたり2.0円の値引き、2025年8月には1kWhあたり2.4円の値引きが実施される予定です。また、これらの施策は主に家庭向けの低圧契約の顧客に適用されます。

「auでんきアプリ」での省エネ管理

auエネルギー＆ライフが提供する「auでんきアプリ」も、顧客が電力使用量をスマートフォンで確認できる便利なツールです。このアプリでは、30分ごとの電気使用状況を追跡できるほか、スマート節電機能も搭載されており、自動的に快適な節電をサポートします。アプリは経済産業省の省エネコミュニケーションランキングで4年連続最高評価を受けており、省エネルギーの取り組みを効率化しています。

環境への貢献

昨年の節電チャレンジプログラムにおいて、顧客の協力により、352.7万kWhの電力節約が実現され、その結果として約1,873トンのCO2が削減されました。この削減量は、約700世帯の1年間のCO2排出量に相当し、環境への貢献も果たしています。

今後の展望

auエネルギー＆ライフは、これからも顧客の生活に寄り添い、持続可能な省エネルギー施策を推進していく考えです。特に、高騰する電気代が家庭に与える影響を考慮し、様々な施策を通じて家計をサポートしていく意向を示しています。

今後の詳細については、同社の公式ウェブサイトをご確認ください。以上が、auエネルギー＆ライフによる夏季の電気代高騰対策の取り組み内容です。

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