新たな感動を届ける青春舞台『1518！イチゴーイチハチ！』2023製作発表会の模様をお届け

新たな感動を届ける青春舞台『1518！イチゴーイチハチ！』2023製作発表会

2021年2月に初演を迎え、ファンからの絶大な支持を受けた青春舞台『1518！イチゴーイチハチ！』が、2023年に続編の上演を決定しました。新たな公演は6月21日から25日まで、東京都新宿のシアターサンモールで行われます。

製作発表が3月19日に開催され、キャストの辻本達規（BOYS AND MEN）、菊池愛、尾花貴絵、内海大輔、演出を担当する佐野瑞樹が登壇しました。彼らは新たな公演への熱い思いを語り、役柄への思いや初演との違いについても触れました。

キャストの抱負

続投キャストとして再び登場する辻本は、「鳥谷公志朗を演じることに対する特別な思いがあり、この役がまさに自分自身を映し出す部分でもあります。前回の経験を活かし、より一層素晴らしい舞台を作っていきたいです」と語りました。

また、菊池愛も、「前回の経験を経て、さらに成長した自分をお見せしたい」と意気込みを表しました。他の新メンバーも楽しみにしている様子で、それぞれが持つ不安と期待が入り混じった表情が印象的でした。

新メンバーの参加

今回、初参加の尾花貴絵は、「初めての舞台で不安もありますが、この作品に関われることにワクワクしています」と語り、内海大輔は「久々の舞台での共演が楽しみです。成長した自分を見せられるよう頑張ります」とコメントしました。

佐野瑞樹は演出だけでなく、丸山幸のおじいちゃん役も務めることになり、「稽古場の雰囲気を大切にして、若いエネルギーを引き出せるような作品にしたい」と決意を表明しました。

高校時代とのリンク

物語は高校生活を舞台にしており、各キャストは自身の学生時代を振り返ることが多く、佐野は笑いながら「記憶が遠すぎて…」と高校時代の思い出を語り、場を盛り上げました。内海や尾花も、それぞれの高校生活を振り返り、作品に関連するエピソードを披露し、キャスト同士が心を通わせる姿が印象的でした。

作品の魅力と製作への思い

キャストはそれぞれ、作品が持つ温かさや成長の過程を大切にし、原作に込められた感情の繊細さを観客に届けたいと語りました。作品のテーマである「青春」は、どの世代にも共通するものであり、観客もこの舞台を通じて自身の青春時代を思い出すことができるでしょう。

特に辻本は、「生でしか伝わらないものがあります。このストーリーは一見一般的ですが、その中にある感情の揺れこそが大切です」と話し、観客へのメッセージを発信しました。

最後に、原作の相田裕は製作の背景に触れながら、本作のテーマについて「普通の高校生の物語を舞台にすることで、観客に自分自身の青春を思い出してほしい」と期待を寄せました。今回の舞台化に向けての熱意と情熱が感じられ、キャストたちの願いがどのように実現されるのか非常に楽しみです。