人気学習ドリル『百ます計算』の新入門編が登場！

陰山メソッドに基づく新しいドリルの魅力

子どもたちの学力を向上させるための学習ドリル『百ます計算』の新たな入門編が、ついに登場しました。累計発行部数322万部を誇るこの人気ドリルは、これまでに多くの家庭や学校で支持されてきました。今回の新作は、計算力や運筆能力を高めることを目的とした3冊で構成されており、2025年9月10日より発売されます。

新しいドリルの内容

新たに発表されたドリルは、以下の3冊です。
- 『十ますたし算』（770円）
- 『十ますひき算』（770円）
- 『運筆ドリル（ひらがな・カタカナ）』（825円）

これらのドリルは、小学館が発行しており、それぞれ異なるアプローチで学習効果を高めます。特に「十ますたし算」と「十ますひき算」は、1問あたりの計算を10回繰り返すことで、思考の回転を速め、基礎計算力を身につける仕組みです。

陰山メソッドの特長

陰山英男先生が提唱する「陰山メソッド」は、基礎学力を向上させるために重要な「読み書き計算」の能力を重視しています。特に反復練習は、記憶の定着や計算スピードの向上に役立つことが、数々の実績から証明されています。「十ます計算」は、計算スピードを意識しながら学ぶことで脳の処理能力を鍛えるトレーニングです。

計算トレーニングの流れ

新しいドリルでは、「十ます計算」を通じて、12秒以内で計算を解くことを目指します。このドリルは、まず1日目に基本的な計算を行い、2日目以降は同じ問題を繰り返します。この反復学習が、子どもたちの計算スピードと自信を育てるカギとなります。

また、運筆ドリルは、ひらがなやカタカナ、小学1年生で学習する漢字の運筆能力向上も目指します。さまざまな線を書く練習を通じて、鉛筆を使う力を養うことができます。特に、生き物の絵を用いた線の練習は、子どもたちが楽しみながら学べる工夫が施されています。

学習意欲を高めることが重要

陰山先生は、学力向上のためには計算能力だけでなく、運筆能力の向上も欠かせないと強調しています。運筆がスムーズになると、筆記試験や他の教科の学習にも良い影響を及ぼすため、早期の学習が推奨されます。特に秋は新学期に向けての入学準備が最適な時期でもあり、最新のドリルを使ってお子さんの基礎学力を高めていくことが重要です。

大人にも役立つ内容

また、今回の3冊のドリルはお子さんだけでなく、大人にとっても役立つ内容です。計算練習や美文字トレーニングとして、脳を鍛えるきっかけにもなるでしょう。私は、担当編集としてこのドリルの制作過程で計算と運筆練習の必要性を痛感し、実際に鉛筆の持ち方の矯正を始めました。子どもたちだけでなく大人にも最適な教材です。