東京海洋大学にてアントレプレナーシップ教育を支援するMOL PLUSの取り組み

東京海洋大学におけるアントレプレナーシップ教育

東京海洋大学で、アントレプレナーシップ関連の授業が新たに導入され、学生たちに新しい学びの機会を提供しています。この授業「海の起業論Ⅰ」は、2024年度から正式に始まり、同大学の中原尚知教授などが担当しています。これに伴い、株式会社MOL PLUSの代表である阪本拓也氏がゲスト講師として登壇し、彼の経験に基づいた貴重な講義が行われました。

ゲスト講義の概要

2024年11月、MOL PLUSの阪本代表が授業に参加し、アントレプレナーとしての心構えや実際のビジネスにおける創造性の重要性について語りました。学生たちは、実際の海運業界での体験を通じて、授業で学んだ理論がどのように実践に活かされるかを理解することができました。このゲスト講義は、単なる知識の伝達だけでなく、学生たちが将来的に海洋分野での起業に興味を持つきっかけとなったようです。

ビジネスプランコンテストの開催

さらに、2024年12月には「東京海洋大学ビジネスプラン・コンテスト 2024」が開催され、MOL PLUSの阪本代表が審査員を務めました。このコンテストは、学生たちが自らのアイデアを発表し、ビジネスプランを競い合う場となっており、参加者には励ましとフィードバックが与えられます。阪本代表は、優れた計画を持つ学生たちの姿に感銘を受け、これからの海洋ビジネスの可能性を感じていました。

MOL PLUSのビジョン

MOL PLUSは『海運業と社会に新しい価値をプラスする』という理念のもと、海運および海洋事業における新規事業の創造を目指しています。この目標を達成するためには、新しい発想を持つ人材の育成が欠かせません。そのため、社内外においてアントレプレナーシップを促進する取り組みにも精力的に力を入れています。

教育機関との協力

東京海洋大学は、大学生および大学院生を対象とした海洋アントレプレナー養成プログラムを2021年度から実施しており、今回のゲスト講義やビジネスプランコンテストもその一環です。MOL PLUSは、教育機関との連携を通じて、次世代のビジネスリーダーを育成するための取り組みを今後も続けていくとしています。

このような教育支援活動は、学生にとって学びの場を広げるだけでなく、海洋分野での新たな価値創造の基盤を築くことにも繋がります。MOL PLUSの今後の活動に期待が寄せられます。