ミャンマーでの特定技能トラックドライバー試験
2025年2月12日、ミャンマーのヤンゴンにあるユニティ本社で、特定技能「自動車運送業」のトラックドライバー技能1号評価試験が行われました。
この試験は、国土交通省指定の試験団体である日本海事協会が主催しており、合格者数が35名、合格率は72.9%という結果でした。受験者数は48名で、多くの受験者がこの専門的な試験に参加していることが伺えます。
セミナーの開催
試験に関連して、特定技能を持つトラックドライバーの採用についてのセミナーが開催されました。これは試験の数日後、2月14日にオンラインで実施され、多くの業界関係者が参加しました。セミナーでは、トラックドライバーの技能試験の結果や、ミャンマー・ユニティによる育成プログラムなど、実務に役立つ情報が提供されました。
セミナー内容は多岐に渡り、まずは登壇者の紹介から始まり、ミャンマー国内における人材送り出し機関「ミャンマー・ユニティ」の特徴、そして特定技能「トラックドライバー」技能試験の開催報告が行われました。また、雇用手続きに関する注意点や、教育・資格取得方法についても詳しく説明され、参加者からは多くの質問が寄せられました。
ミャンマー・ユニティとは
ミャンマー・ユニティは、優れた人材を日本企業に送り出すことを目的として、2013年に設立された会社です。代表取締役の北中彰氏は、日本国内でも有数の企業の経営者であり、外国人材の雇用促進を積極的に推進しています。同社は、トラックドライバーだけでなく、介護や建設、溶接など、さまざまな職種に対して技能実習生を送り出しており、その質の高さが評価されています。
会社は、ミャンマー政府から2019年に「No.1人材送り出し機関」として表彰された実績を持っており、その活動は日本とミャンマーの架け橋となっています。日本語教育や介護技術の習得に力を入れたカリキュラムを提供し、ミャンマー国民がより多くのスキルを学ぶことができる環境づくりに努めています。
今後も、ミャンマー・ユニティは日本の人材不足解消に向けて、優秀な人材を日本に送り出し続けることを目指しています。特定技能の制度を最大限に活用し、国際的な人材交流をさらに促進していくことが期待されています。
情報提供
ミャンマー・ユニティの公式サイトでは、セミナーの録画視聴申し込みも受け付けています。興味のある方はぜひご覧ください。連絡先や詳細な情報も同サイトで確認可能です。