コミカライズ原作の新たな機会
2025年11月18日、クリエイティブ業界に大きな影響をもたらすプロジェクトがスタートします。株式会社indentが提供する創作プラットフォーム「Nola」と、竹書房とのコラボレーションにより、商業的な作品としてのコミカライズ原作が募集されるのです。
65万人の作家の力を活用
本プロジェクトの背景には、65万人以上の作家が参加する「Nola」の驚異的な会員基盤があります。このプラットフォームでは、小説投稿サイト「Nolaノベル」を通じて創作活動が行われており、各レーベルが求める作品テーマも掲示されています。これにより、多くの作家が商業デビューの機会を得ることができるのです。
また、今回の取り組みは、竹書房が運営するWEBコミック配信サイト「竹コミ!」に連載作品を供給することを目指しています。11月17日には、すでに『チートなスライム職人に令嬢ライフは難しい!』が連載開始されており、これもindentの原作エージェントの手によるものです。
新しい時代のコミカライズ
今回の発表によれば、「竹コミ!」編集部が求めるコミカライズ原作の情報が「Nola」の『編集部の掲示板』で確認できるようになります。これにより、作家たちは独自のアイデアや魅力を最大限に活用した作品を投稿しやすくなるでしょう。
募集するジャンルとテーマ
特に募集しているジャンルは、異世界・ファンタジーや現代ラブコメです。異世界を舞台にした冒険や恋愛を描く作品はもちろん、市民生活や恋愛を題材にした現代ラブコメなど、幅広いジャンルを対象としています。特に、編集部が求めるのは、個性的なキャラクターや新しいアイデアを持った作品です。読者に強くアピールするキャラクターがいることが重要です。
今後の展望
このプロジェクトにより、生まれる原作が、漫画、小説、映像といった様々なメディアで商業化するきっかけにつながることが期待されています。第一回Nola原作大賞も開催予定で、これを機に新たな才能の登場をサポートする環境が整いつつあります。
株式会社indentの代表、釜形勇気氏は「この取り組みを通じて、原作供給を強化し、国内外の創作市場の発展に寄与したい」と話しています。また、竹書房の編集部もこの競争を通じて興味深い作品が集まることを期待しています。
最後に
日本のクリエイティブ業界において、コミカライズ原作の募集が新たな波を起こす可能性を秘めています。この機会を活かし、次世代のヒット作を生み出すための挑戦に、多くの作家が参加することを願っています。今後の動向に注目です。