千葉商科大学が高校教員向けに高大産学連携勉強会を開催

千葉商科大学（市川市国府台）は、教育の新たな挑戦として、高校教員を対象にした「高大産学連携勉強会」を9月27日（金）に開催します。本勉強会は、高校における探究学習を推進するための具体的な方法や問題解決の糸口を見つけることを目的としています。

従来の学習指導要領の改訂に伴い、新たに始まった「総合的な探究の時間」では多様な課題が浮かび上がっています。「自校の高大産学連携を強化するにはどうすれば良いか？」「他の教員を巻き込むためのモチベーションの高め方や、主体的に生徒が参加する方法は何か？」といった疑問が教員の中から寄せられています。これに応える形で、千葉商科大学では、過去の高大産学連携の成功事例をもとにした勉強会を構成しました。

勉強会は14:00から16:00までの時間帯で予定されており、皆さんの貴重な意見を基にした交流の場ともなります。プログラムは、まず高坂栄一氏（株式会社進研アド改革支援本部本部長）による「高大産学連携、探究学習の問題と成功のポイント」に関する講演からスタートします。続いて、志村穣氏（神田女学園中学校高等学校進路指導部長）が「主体的に生徒が参加するための仕掛け」についてお話しし、生徒の興味・関心を引き出す活動の具体例を紹介します。

グループディスカッションでは、参加者同士が抱える課題を共有し、解決策を模索する時間を作ります。本勉強会は、学校現場に直接役立つ知識とつながりを提供する、貴重な機会です。

なお、千葉商科大学は、これまで大学の授業や特別講座を通じて、高校生に学問の魅力を伝える取り組みを行ってきました。今回の勉強会からも新たな実践へとつながるアイデアを見つけ、生徒指導や探究学習の授業に反映していくことが期待されます。これからも実学教育を通じて、多くの高校生に新たな気づきを提供していく予定です。

開催場所は千葉商科大学本館7階の大会議室です。興味のある高校教員の方々は、ぜひ参加をご検討ください。参加することで得られる知見は、教育現場における学びの質を向上させる大きな一歩となるでしょう。