mui Labと北海道ガスが推進する脱炭素プロジェクト
mui Lab株式会社と北海道ガス株式会社は、注目される共同事業に取り組んでいます。この取り組みは、「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」の一環として、令和8年度の二酸化炭素排出抑制に向けた施策に採択されました。環境に優しい未来を実現するため、寒冷地住宅における快適性と脱炭素の両立を目指しています。
快適性とエネルギー効率を両立した住環境の構築
このプロジェクトでは、これまでの生活を見直し、エネルギー管理が「暮らしの一部」となることを目指しています。具体的には、北海道ガスが提供する家庭向けエネルギーマネジメントサービスを活用し、住まいのエネルギー利用状況を視覚的に示し、省エネ行動を自然に促進する仕組みを整えます。
mui Labの特徴的なデザインエンジニアリングによって、エネルギー管理は手間のかからない体験となり、住民は快適に暮らしながらも省エネを意識することなく実現可能にします。
背景にある問題とデコ活の意義
現在、日本の家庭からのCO2排出量は全体の約16%を占めています。このため、家庭での省エネは重要な課題であり、特に寒冷地では暖房の利用が不可欠であるため、快適性と省エネの両立が求められています。
環境省が推進する「デコ活」は、脱炭素に向けた新しい豊かなライフスタイルの創造を目指す国民運動です。このプロジェクトは、生活者が無理なく省エネに取り組める仕組みを提供することで、結果的に省エネ意識を高めることを狙いとしています。
事業の具体的な内容
この事業では、既存のエネルギーマネジメントサービス「EMINEL Smart」と「EMINEL」に対し、mui Labと北海道ガスが新たな機能を追加しています。主な機能として、住宅内のセンサーを用いた暖房機器やエアコン、発電機器の自動制御が挙げられます。居住者の快適性を損なうことなく、これらの機器の運転を最適化することを目指します。また、デマンドレスポンスなどを通じて社会全体のエネルギー効率も向上させる活動を行います。
この事業は、2026年8月から2027年2月の期間に実施され、最初は北海道を中心に実証が行われ、以降寒冷地を対象に展開される予定です。
未来を見据えた協業
mui Labと北海道ガスは、2025年に家庭向けエネルギーマネジメントにおける資本業務提携を締結しました。この協業を通じて、次世代のエネルギーマネジメントサービスの実現に向けて取り組んでいます。mui Labは、「やさしいテクノロジーの専門家」としての専門知識を活かし、北海道ガスの豊富なエネルギー経験と融合します。
会社概要
mui Lab株式会社は、京都を拠点に、デザインと先端技術の融合を目指した「やさしいテクノロジー」を提供しています。設立は2017年で、全ての工程を通じたデザインエンジニアリングを強みとしています。特に、2025年度のグッドデザイン賞受賞や「すごいベンチャー100」の選出は、その実績を裏付けるものです。
この新たな挑戦がもたらす未来の暮らしは、私たちに新たな視点や価値を提供してくれることでしょう。