マラトンキャピタルがヘアサロンSENSEに投資、独立支援を強化へ

マラトンキャピタルが新たな成長を支援

最近、マラトンキャピタルが独立したいヘアスタイリストを支援する株式会社SENSEへの投資を実施しました。この投資は、同社の独自のビジネスモデルに基づき、美容業界の新たな成長を支える狙いがあります。

SENSEのビジネスモデル

SENSEは、オーナーとなるヘアスタイリストと共同出資するスタイルを採用しています。これによりフランチャイズとは異なり、店舗名や内装、メニュー、価格設定などをオーナーが自由に決定できます。これは、オーナーに自分好みの店舗を運営する権利を与え、ブランド使用の制約を軽減するものです。美容業界ではDX（デジタルトランスフォーメーション）やBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）の導入により、運営効率が向上し、オーナーは経営に集中できる環境が整っています。

さらに、SENSEは自社内にスタイリストアカデミーを設けており、即戦力のスタイリストを育成して各店舗の採用をサポートしています。これまでSENSEはプロモーションを行うことなく、口コミによる独立支援の依頼が増加し、年間平均12店舗を出店し、約2.5億円の売上を達成してきました。

マラトンキャピタルの支援内容

マラトンキャピタルは、今後、SENSEのマーケティングと組織体制を強化し、独立を希望するスタイリストへのアプローチを積極的に行います。また、既存オーナーが抱える課題にもしっかりと寄り添い、さらなるビジネス拡大に向けて全力で支援する方針です。この投資を通じて、より多くのスタイリストが独立し、自分の理想とする店舗運営ができる環境を整えることで、美容業界全体の活性化を図っています。