調布のレストランMarutaが提案する新しい食事体験「シェアスタイル」の進化

新しい食事体験の場、Maruta

東京・調布に位置するレストラン「Maruta」は、2018年3月にオープンし、3周年を迎えたばかりです。ここでは、日本各地の選りすぐりの食材や、地元で獲れた新鮮な旬の食材を用いた料理をシェアスタイルで楽しむことができる、体験型のファインダイニングとして大変評判です。

シェアスタイルの変遷

しかし、2020年に新型コロナウイルスの影響が広がる中で、Marutaは食事スタイルを見直さざるを得ませんでした。初めての緊急事態宣言以降、シェアスタイルを一時中断。ランチから夕方にかけて、アラカルトメニューを提供し、レストランらしいクオリティの高い食事が楽しめる場に変わりました。これは、多くの飲食店が抱える苦悩の中で、Marutaがいかにしてお客様に安心して食事を楽しんでいただけるかを考えた結果です。

特別なコースでの新たな提案

2021年8月からは、おまかせの1コース形式を導入し、週末限定で特別なランチ・ディナーコースが提供されています。さらに、グループでの予約では平日にも対応可能なため、8名以上20名までの団体を受け入れています。この新たな形式では、店内だけでなく、Marutaの裏庭に設置された調理設備を利用し、まるでキャンプのようにその場で料理を楽しむことができます。

自然の中での食事体験

庭の緑に囲まれ、鳥のさえずりや虫の音に耳を傾けながら、周囲の自然とともに自家製ドリンクや多彩なワインと食事を堪能できるひとときは、単なる食事を超えた貴重な体験です。Marutaは、厨房から庭へ出て、より自由でインタラクティブな食事体験を通じて、特別な時間を提供することを目指しています。

予約や詳細について

最近では、SNSからの先行予約も受け付けていますので、興味のある方は早めにチェックすることをオススメします。これからもMarutaは、時代に応じた新しい食の楽しみ方を追求し、お客様に特別なひとときを提供していきます。

この新たな体験型食事スタイルは、コロナ禍の逆境を乗り越え、Marutaが一歩先へ進んだ証と言えるでしょう。