横浜市は、市民と連携し「衣類分野の横浜型循環型社会」の形成を目指す新たな取り組みを発表しました。この取り組みの一環として、不要になった衣類の回収と再生を行い、2027年に開催予定のGREEN×EXPOの横浜出展施設で使用されるスタッフユニフォームへと生まれ変わらせることが目的です。
このプロジェクトは、市民協働条例に基づくもので、協働事業者として選定された「ハーチ株式会社」の協力のもと実施されており、令和7年12月から回収を開始しました。回収拠点は53箇所に拡大され、民間の施設や大学、公共施設などさまざまな場所で衣類の持ち込みが可能になります。これにより、より多くの市民が身近な場所で気軽に不要な衣類を提供できる環境を整えました。
特に、回収を行う場所には、あいおいニッセイ同和損害保険や無印良品、横浜国立大学なども名を連ね、地域の活動に貢献する機会も増えています。市民は、洗濯して乾燥させたポリエステル100%や綿100%の衣類を持ち込むことができ、回収期間は令和8年の3月31日までとなります。衣類は、オリジナルの回収ボックスに投函する形で行われるため、特に手間をかけずに参加できます。
回収された衣類は、先進のリサイクル技術を使って再利用され、GREEN×EXPOで横浜市のスタッフが着用するユニフォームに生まれ変わります。使用できない服については、濡れたものや汚れたもの、破れたものなどが対象外となりますが、他の素材の衣類についても適切な方法で活用される予定です。
横浜市では、衣類産業における大量生産・大量消費・廃棄の循環を見直すために、市民の意識を高める取り組みを進めており、市民が脱炭素行動に参加することを促しています。これにより、サプライチェーン全体での環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現を目指しています。
市民の皆様には、この取り組みにぜひ協力していただき、捨てられがちな衣類が新たな形で生まれ変わる機会を得ることの喜びを共有してもらいたいです。今後も横浜市の持続可能な社会の実現に向けて、こうしたプロジェクトは続いていくでしょう。