株式会社BCCKS(ブックス)は、いとうせいこう氏による新感覚小説『親愛なる』の文庫版を2024年7月8日に発売することを発表しました。
『親愛なる』は、2014年にパーソナライズド小説として誕生し、話題となった作品です。読者一人ひとりに合わせて内容が変化する、まさにあなただけの物語を読める点が大きな魅力です。
文庫版では、新たに「解説」が追加されます。いとう氏自身の解説に加え、木村朗子氏(日本文学研究者)、細馬宏通氏(人間行動学者)、水野佑氏(弁護士)の解説からランダムに一つが収録されます。さらに、表紙はPOOL氏、スケラッコ氏、タナカカツキ氏のいずれかが担当し、こちらもランダムに決定されます。
物語は、いとうせいこう氏の元に届いた謎の長文メールから始まります。メールには、韓国を舞台にしたサイバーパンク小説の構想が記されており、いとう氏は小説家としての意地をかけて、その物語に挑戦することになります。
読者は、いとう氏の巧みな筆致によって、スリリングな展開と緻密なプロットに引き込まれていくでしょう。
文庫版『親愛なる』は、2024年7月8日から8月31日までの期間限定で、BCCKSのウェブサイトでのみ販売されます。価格は税込2200円(送料別|275円)です。
この機会に、あなただけの物語を体験してみてはいかがでしょうか。