簿記の概念を広げる新たな試みとは
千葉商科大学(CUC)は地域貢献の一環として、2024年1月31日(金)に、「簿記の概念拡張による新たな会計情報処理の実現をめざして」というテーマで公開講座を開催します。この講座は、オンラインと対面の両方で受講可能で、特に企業会計の実務に従事する方や学生にとって有意義な内容となっています。
複式簿記と代数的実物簿記
財務会計においては、利益を計算するための基準となる「会計公準」が存在します。通常、この計算は複式簿記を通じて行われ、左側が借方、右側が貸方といった形で情報が整理されます。しかし、代数的実物簿記はこの複式簿記を数式で拡張したものであり、より複雑な計算を可能にします。その結果、従来の複式簿記と代数的実物簿記の間には明確なギャップが存在し、多くの会計関係者はこの代数的実物簿記を難しく感じることが多いのです。
本講座では、このギャップを認識し、代数的実物簿記の利点を理解してもらうことを目的としています。参加者が代数的実物簿記の簡便さと合理性を認識し、実務に役立てることが期待されています。
講座の詳細
開催日時
- - 日時: 2024年1月31日(金) 15:30~17:10
会場
- - 対面: 千葉商科大学市川キャンパス 本館3階 3-1会議室
- - オンライン: Zoomを利用
プログラム内容
1.
学長の挨拶(15:30 - 15:35)
- 原科 幸彦(千葉商科大学 学長)
2.
リーダー挨拶(15:35 - 15:40)
- 寺野 隆雄(副学長・教授)
3.
講演(15:40 - 16:40)
- テーマ:「代数的実物簿記による企業会計の新しい形」
講師: 出口 弘(商経学部 教授)
4.
質疑応答(16:40 - 17:05)
5.
閉会挨拶(17:05 - 17:10)
- 寺野 隆雄(副学長・教授)
参加対象者
この講座は、企業会計の実務担当者、簿記を通じた情報処理を行う技術者、会計関係者、教育者、学生など、幅広い方々に向けて開かれます。参加者は新しい会計情報処理の可能性を学び、実務に活かすことができます。
申し込み方法
参加希望の方は、2024年1月30日(木)15:00までに、公式ウェブサイトの申込フォームまたは二次元コードからお申し込みください。興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく、会計の新しい学びに挑戦してみてはいかがでしょうか。
この公開講座は、会計の視点を広げ、実務に役立つ新たな知識を得る良いチャンスです。千葉商科大学が提供するこの講座で、未来の会計実務に備えましょう。