2024年9月23日から12月13日まで、東京都宅地建物取引業協会が主催する「宅建経営塾」がオンラインにて開催されることが発表されました。この講座では、GOGEN株式会社の代表取締役CEOである和田浩明氏が講師を務め、不動産業界におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の現状と未来について語ります。
「宅建経営塾」は、安全かつ安心な不動産取引を実現するための知識や実務スキルを体系的に学べる貴重な機会です。プログラムは「基礎コース」「プロフェッショナルコース」「企業経営コース」の3つに分かれており、和田氏は「企業経営コース」で『不動産業界におけるDXの現状とこれから』というテーマを扱います。
本講義では、DXが不動産業界にとってどれほど必要かを掘り下げ、特に生成AIの活用可能性やデジタル人材の育成について詳細に言及します。これにより受講者は、最新のデジタル技術を活用した不動産取引の理解を深めることができるでしょう。
不動産業界は今、急速に変化しています。従来の手法からデジタルを駆使した業務へ移行する必要性が高まっており、特にCOVID-19パンデミックの影響を受けて、非対面での取引が進む中でDXの重要性はますます増しています。GOGEN株式会社は、この潮流に対応する形で、全ての不動産関連業者が日常的に効率的に業務を進められる環境を提供する「レリーズプラットフォーム」を開発しました。
「レリーズプラットフォーム」は、契約や書類の管理、取引の進行状況の把握といった煩雑なプロセスをデジタル化し、業務の効率化を実現します。また、利用することによってエンドユーザーは自身の「マイページ」を通じて、取引に関する情報を一元管理でき、さらなる顧客体験の向上が期待されます。
これによりユーザーは、購入後のアフターフォローやリフォーム、売却相談といった新たな取引の機会を享受できる環境が整い、業界全体のデジタル化が促進されることが見込まれています。
GOGEN株式会社の和田氏は、新卒で日鉄興和不動産に勤め、多様な不動産事業の推進に貢献。その後、経営企画・CVC運営・DX推進に従事し、2022年にはGOGENを設立しました。業界での豊富な経験を活かし、実務に即したプロダクトの開発を行っています。
この講座は、不動産業界の新たな未来を見据えるための一歩として、多くの方に参加していただきたい内容です。応募はウェブサイトから可能で、東京都宅地建物取引業協会の会員には特別価格が設定されていますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!